炭酸パックの「やりすぎ」って大丈夫かな?
炭酸パックは、肌のトーンアップや毛穴の引き締めなどの効果があり、透明感のあるキメ細かいお肌を目指す方に人気のあるスキンケアアイテムです。
しかし、使いすぎると肌に影響がある可能性があります。
本記事では「炭酸パックをやりすぎると肌に影響がある!?」というテーマで、炭酸パックの効果やリスク、正しい使い方や注意点を解説します。炭酸パックを使いこなして、つるすべ肌の維持に役立てましょう。
この記事を3行でまとめ
- 炭酸パックの使用法や頻度を間違えると、肌刺激になる
- 炭酸パックは血行促進効果や毛穴引き締め効果があり、肌に透明感をもたらす
- 炭酸パックの使用後は要保湿
ブログ管理人は、炭酸ガスパックの連用で肌荒れした経験はありません。
(むしろ調子よくなる!)
毎日使っても、朝に使っても平気でした。
炭酸パックの効果や、やりすぎによる弊害を解説するよ
炭酸パックの効果をおさらい
炭酸パックは、肌のトーンアップや毛穴の引き締め効果を持ちます。炭酸ガスを含んだパックを肌に塗布することで、肌の新陳代謝を促進し、肌を活性化させるメカニズムです。
毛穴の引き締め | 炭酸ガスが肌に触れ、肌を引き締める。 毛穴の開きを改善し、肌のキメを整える |
皮脂の除去 | 毛穴の奥の皮脂や汚れを取り除く。 ニキビや吹き出物対策に〇 |
ターンオーバー促進 | 肌の新陳代謝を促進し、古い角質を除去。 ターンオーバーを促進し透明感を高める |
シミ・くすみ対策 | 炭酸ガスが肌の血行を促進し、肌の新陳代謝を活性化。シミやくすみ対策に |
保湿効果 | 水分を保持する効果があり、肌をしっとりと潤わせる。乾燥や荒れがちな肌に〇 |
リラックス効果 | ストレス解消やリフレッシュ効果 |
炭酸の微細な泡が古い角質を取り除き、肌を滑らかにする働きにも期待が持てます。
炭酸パックはいちど使っただけでも肌の変化を感じやすく即効性があり、使用感も気持ちいいため、毛穴の開きや肌のくすみでお悩みの多くの人が炭酸パックを取り入れています。
炭酸パックを肌に塗ると、炭酸ガスが皮膚に浸透します。血管が拡張されてすぐに血流が良くなるので、くすみが即改善。また、炭酸ガスには皮脂を弾けさせて毛穴から押し出す効果もあるので、毛穴の黒ずみやザラつきなどもキレイになります。
炭酸パックが人気の理由
炭酸パックは短時間で効果があるため、忙しい日常にも取り入れやすい点が人気の秘密です。
また、炭酸パックは自宅で簡単にできることも人気の理由。
エステやクリニックでの施術と比べると手軽な価格で、自分のペースで使用できます。自宅での使用ならば、自分の肌の状態に合わせた使い方や頻度を調整しやすく、自分自身でコントロールできるという利点もあります。
炭酸パックのやりすぎは、肌に悪影響?
炭酸パックのパッケージや商品説明に書かれた使用方法・使用頻度を守ったケアであれば、よほどのことがない限り、炭酸パックは安全に使えます。
ただ、炭酸パックをやりすぎたり、使い方を誤ると肌に悪い影響を及ぼす恐れもあります。
- 肌の乾燥
- バリア機能の低下
- 肌の敏感化
- 肌の炎症(赤みが出る、かゆくなる、ピリピリするなど)
炭酸パックに含まれる「炭酸ガス」は、刺激ゼロではありません。肌に直接触れることで肌のpHバランスを崩し、肌のバリア機能を弱める可能性があります。
よって、炭酸パックを使用時間を守らなかった場合は、肌に逆に悪影響を及ぼす恐れも。
その他、肌質によっては炭酸の過剰な刺激によって肌が過敏になり、赤みやかぶれ、乾燥などの肌トラブルが発生するケースもあります。
肌の状態や肌質によっては、炭酸パックが合わない場合があるため、肌のコンディションを見ながら適切な使い方を心掛けましょう。
炭酸パックは強力な刺激を持つため、敏感肌の方や乾燥肌の方は注意が必要です。使用前にパッチテストを行い、肌に合わない場合は使用を中止しましょう。
炭酸パックでニキビができる?
炭酸パック自体がニキビを引き起こす可能性は低いです。
むしろ、炭酸ガスが皮脂を溶かす効果や、毛穴の引き締め効果により、ニキビや吹き出物を予防する効果が期待されます。
しかし、炭酸パックの使用方法や頻度を間違えたり、肌に合わない製品を使用したりすると、肌への刺激や過剰な刺激が引き起こされ、ニキビの原因となる可能性があります。
例えば、強い刺激を持つ炭酸ガスを含む製品を長時間使用したり、炭酸パックを頻繁に行ったりすると、肌のバリア機能が低下し、肌が乾燥したり過敏になったりする可能性があります。これにより、ニキビができるリスクが高まるかもしれません。
また、炭酸パックには肌に合わない場合もありますので、自分の肌状態に合った方法で使用し、肌の反応をよく観察しながら行うことが大切です。
炭酸パックの正しい使い方と頻度
炭酸パックを使うときは、基本的には取扱い説明書通りの使用でOK。
一般的な炭酸パックの正しい使い方は以下の通りです。
清潔な肌に使用する
炭酸パックを使用する前は、洗顔して肌を清潔な状態にしておきましょう。
皮脂汚れや化粧品の残りをしっかりと落としておくと、炭酸パックの効果を最大限に引き出せます。
適切な量を、適切な時間でパック
炭酸パックは、指定量を守って使ってください。「肌のために……」と、説明書に書かれた以上の「量」を過剰に使うと肌に負担をかけてしまいます。
あわせて「指定された時間を守る」のも大切なポイント。
炭酸パックの使用時間は、商品によって異なります。炭酸発生時間も各・炭酸ガスパックごとでことなるため、使用前にパック時間は要確認です。
長時間使用すると肌に刺激が強くなり、肌のバリア機能を崩す可能性があります。
目の周りなど、皮膚の薄い箇所や粘膜部分は要注意
使用頻度は肌の状態で調整
炭酸パックの使用頻度は、肌の状態や肌質によっても異なります。
一般的には、週に1〜2回の使用が推奨されていますが、肌が過敏になっている場合や、肌荒れがある場合は、使用を控えるか、間隔を空けましょう。
肌が赤くなったり、かぶれたりした場合は、すぐに使用を中止し、肌を休ませてください。
炭酸パック後の保湿も念入りに行う
炭酸パック後のお肌は、パッと見ではキメ細やかで透明感があるように見えますが、保湿は必ず行いましょう。
炭酸の刺激によって、肌のバリア機能が低下しやすくなっているため、炭酸パック後はできるだけ早めに潤いを補給。化粧水や美容液、保湿クリームやオイルを使って肌に水分を閉じ込めましょう。
また、刺激の強い化粧品や洗顔料の使用を避け、肌を優しく扱うようにしましょう。炭酸パック後の保湿は、炭酸パックの効果を持続させ、肌を健康的に保つために欠かせないステップです。
炭酸パックをやりすぎた場合の対策
炭酸パックをやりすぎて、肌の調子が逆に悪くなってしまった場合は、以下の方法で肌を休ませます。
休憩を入れ、使用頻度を減らす
炭酸パックは肌を刺激するため、連続して何度も行うと肌に負担をかけます。
説明書に「毎日の使用もOK」と書いてあっても、肌に違和感を感じた場合は使う回数を減らし、お肌に休憩を入れるようにしましょう。
使用時間を減らす
使用頻度を変えずに、使用時間を短くするのも肌を休める良い方法です。
「せっかく炭酸が発生しているから、ギリギリまで長く使いたい」と思いがちですが、「肌がピリピリする、肌がかゆくなる、頬か赤くなった」など、違和感を覚えた場合は肌の状態を見極めて使用時間を調整しましょう。
保湿を念入りに行う
炭酸パック後には保湿を念入りに行うことが大切です。肌の水分を補給し、バリア機能を強化することで肌のダメージを軽減できます。
万が一、炭酸パックをやりすぎた結果、肌トラブルが起こった場合は、早めに皮膚科医に相談してください。