生霊返しの護符について、お話します。
生霊返しの護符でも、とくに「刀印護符」は、生霊返しの効果があるとされます。
生霊返しの護符
生霊返しの護符は、怨念や憎しみ、妬み、嫉みなどによって相手に憑りつかれたり、身の回りに禍を起こす霊的な存在「生霊(いきりょう)」を退散させ、相手に返す働きに期待できる呪符です。
生霊は、友人知人からの逆恨みだけでなく、見知らぬ人や動物の怨念で発動するケースもあります。
生きた人の恨みや恨み、ねたみ、ひがみ、怒り、いらだち、復讐心、執念や執着、助けてほしい気持ちなどが、からだを抜け出し、相手を苦しめます。
生霊の症状や匂い、気配を感じた場合は、早めに生霊返しの護符やお守りを使用して対策を行うことが重要です。
生霊返しの護符の代表例は「刀印護符」です。
刀印護符のご利益
- 生霊返し
- 怨霊祓い
- 貧乏神退散
- 悪霊退散
「誰かに見られている感じがする」「原因不明の不調が続く」など、正体不明のネガティブな状況を感じる場合のお守り、邪気払い、魔除け効果。
|
生霊返しの護符「刀印護符」の使い方
「刀印護符」の使い方は、女性は右手、男性は左手を使い、刀印をした指先で文字や符形、線をなぞりながら「想い」を強く込めることです。
書き順は自由で大丈夫です。
これによって刀印護符の魂入が完成し、生霊返しの効果を発揮します。
その後、護符の加護を得るために、財布やカバンに入れて持ち歩いてください。
護符を他人に見られたくない場合は、白い紙で包む、袋の中に入れて持ち運ぶなどするとよいでしょう。
生霊に憑かれた場合の対策
生霊は、生きている人間が己の魂を飛ばした状態です。生霊を出している本人は無自覚のため、たちが悪いです。
生霊に憑かれたかも? と思ったときの対策は、当記事で紹介した「生霊返しの護符」以外に、以下のような方法があります。
水や塩で清める
水や塩は、浄化効果があります。身体を洗う際に、入浴剤に塩を加えたり、水に浄化効果のあるハーブや精油を加えたりすると、身体を浄化できます。
また、部屋に水を置くことで、空気を浄化することもできます。
お香を焚く
お香には、浄化作用や気分を整える作用があります。霊的な存在に対しては、お香の煙が浄化効果をもたらすと考えられています。
特に、サンダルウッドや白檀、ローズマリーなどの香りは、浄化効果が強いとされています。お香を焚く場合は、風通しの良い場所で行い、火の管理には十分注意して行いましょう。
掃除や整理整頓をする
家や職場などの環境が乱れていると、霊的な存在が取りつきやすくなるとされています。そのため、定期的に掃除や整理整頓をすることが重要です。
また、部屋の中に置かれた物にも意識を向け、不要なものは処分するようにしましょう。
掃除の仕上げに、ファブリーズなどでお部屋の空気を消臭すると、さらに快適な空間に整います。
太陽の光を浴びる
太陽の光には、浄化効果があります。日光浴をすることで、身体を浄化し、心身ともに健康な状態を保つことができます。
また、部屋の中に自然光が入るように、カーテンを開けたり、窓を開けたりすることも大切です。
自己防衛意識を持つ
自分がどのような場所や人と接しているか、周囲の雰囲気や空気感を感じるように心がけましょう。また、霊的な存在に対して敬意を持ち、適切な距離を保つことが大切です。
心身ともに健康を保つ
ストレスや疲れ、病気などは霊的な弱点を作ることがあります。健康的な生活習慣を心がけ、ストレスを軽減することが重要です。
自分で対策するのが不安な場合は、専門家に相談
神社や寺院の神主・僧侶:神社や寺院の神主や僧侶は、霊的な問題に詳しい専門家です。
信頼できる神社や寺院を訪れ、相談やお祓いを受けると、霊障が静まる場合があります。
霊能者・まじない師
霊能者や霊感商法業者には、様々な能力や方法を持った人がいます。
一部の霊能者や霊感商法業者は、詐欺行為を働く恐れがあるため、注意は必要です。
心理カウンセラー・精神科医
霊的な問題に対処するためには、心理的なアプローチが必要な場合もあります。
心理カウンセラーや精神科医は、心理学や精神医学の知識を持った専門家であり、心の問題にも対応できます。