「部屋が汚い人の共通点」についてのお話です。
部屋が汚くなりがちな人の特徴をまとめました。
部屋が汚い人【見た目】の特徴
パッと見た感じの容姿の雰囲気と、実際の部屋の状況は一致しないことが多いです。
例えば、
↓
自己管理能力が低そうな見た目
↓
不衛生な容姿
――など、「見た目が汚らしい=部屋も汚そう」イメージしがちですが、実際は、見た目が華やかな人でも、実は汚部屋住人である場合があります。
この「実は汚部屋住人」のケースは、よくよく見ると、容姿の細かな部分にほころびが生じていることが多いです。
服が傷んでいる
一見、ちゃんとした身だしなみのように見えても、よくよくチェックすると洋服が傷んでいる場合は、部屋が汚い可能性があります。
- 服やスーツにシワが寄っている
- 生地が傷んでいる
- 日焼け感やヨレ感がある
- ほつれがある
- 毛玉がある
- 襟やそでにダメージ感がある
汚い部屋の住人はめんどくさがりさんが多く、アイロンがけも後回しにしがちです。
汚部屋の中で洋服を管理すると、むりやりクローゼットに詰め込んだり、床やソファにベロンと脱ぎ捨てるなどするため、洋服が傷みやすくなります。
肌が汚い
部屋が汚い人は、肌も汚い場合があります。
見た目はある程度までは、メイクや髪型、メガネやマスクなどの小物類でカバーできますが、肌は日々の代謝や生活習慣によって作られるため、ごまかしがききません。
- 肌がどんよりとくすんでいる
- 肌が乾燥してカサカサになっている
- ツヤ感がない
- 毛穴黒ずみが目立つ
- 肌がごわごわしている
メイクは上手でも、肌が荒れ気味の人は家の中ではズボラに過ごしている可能性もあり、並行して部屋も散らかっているかもしれません。
肩や背中に抜け毛やフケがついている
肩や背中周りに、抜け毛やフケが積もっている人は、部屋が汚い場合があります。
抜け毛が洋服に残っているということは、服を洗濯していない、あるいは、抜け毛が落ちている床にそのまま衣類を置いて保管しているなど考えられます。
人間は、1日におおよそ100本ほどの抜け毛があると言われています。
部屋を掃除していないと、抜け毛も洋服に付着しやすくなるため、服についた抜け毛で部屋の状況が分かる場合もあります。

靴がボロボロ
洋服はバッチリとコーディネートしていても、靴がボロボロの人は、部屋も汚い可能性があります。
- かかとがすり減った靴をずっと履いている
- 傷だらけの革靴を履いている
- ヒールのかかとがすり減って金属が露出し、歩くたびにカンカンカツカツ音が響く
その他、靴をズルズル引きずりながら歩くなど、歩き方に難があると、靴もくたびれやすくなります。
靴を引きずって歩く人は、行動するための労力を惜しむ傾向があるため、掃除なども苦手で部屋を汚れたままにしている場合があります。
肥満、太り気味
部屋が汚い人は、自己管理が苦手なため、太り気味の場合があります。
職場ではしっかりしているように見えても、家ではこまめに動かない、掃除をしないため、代謝も悪くなりがちで、肥満体質になります。
においが気になる(汗、皮脂、洗濯物の生乾き臭)
部屋が汚い人は着替えやお風呂を面倒がります。また、洗濯などの衣類のメンテナンスも億劫で、同じ洋服を何日も着用します。
結果、なんだか服がくさい、からだの皮脂がにおうなど、いやな匂いを発することがあります。
いつも同じ服で、着こなしもだらしない
部屋が汚い人は、自分自信のケアにかける時間が少ないため、全体的に身だしなみがだらしなくなりがちです。
いつも同じ服を着ていたり、着こなしが微妙であるなどします。
また、髪の毛のお手入れも適当なため、切れ毛や枝毛が多かったり、髪にツヤがない、カラーリングした髪の毛がプリン状態になるなどします。
部屋が汚い人【持ち物】の特徴
続いては、部屋が汚い人の持ち物の特徴をまとめます。
見た目が美しくても、お財布やカバン、備品の扱いなど、目につきにくい部分にボロが出ている場合があります。
財布が分厚い
部屋が汚い人は、なぜか財布の中身が分厚い傾向があります。
財布の中身は、お札ではありません。
レシートやポイントカードがパンパンであったり、小銭が大量に入っているなどします。
カバンの中身がぐちゃぐちゃ
部屋が汚い人は、カバンの中身もぐちゃぐちゃになりがちです。
カバンの中で散らばった文房具や書類、小物がごちゃ混ぜになり、何かを取り出すのに時間がかかってしまいます。
また、あきらかなゴミ(ガムの包み紙やお菓子のカスなど)が入っている場合もあります。
カバンの底から「砂」が出てくるような状態の人もいます。
部屋とカバンは、生活スタイルや習慣が反映されやすい場所のため、片方が乱れるともう一方も乱れやすくなります。
化粧ポーチの中身がぐちゃぐちゃ
部屋が汚い人は、その乱れが化粧ポーチにも表れています。
中身はぐちゃぐちゃで、ファンデーションのパフは汚れていて粉が飛び散っていても平気です。
生活の乱雑さが美容習慣にも影響を与え、清潔感を欠いた状態が続いています。
整理整頓や取捨選択が苦手なため、気付かぬうちにポーチの中身も増えていきます。
会社のロッカーやデスクの引き出しがぐちゃぐちゃ
部屋が汚い人は、会社のロッカーやデスクの引き出しがぐちゃぐちゃで、書類や文房具が乱雑に散らばっていることがよくあります。
パソコンのデスクトップもごちゃごちゃで、アイコンやファイルが乱れ飛び、整理されていない印象を受けます。
スマホの画面(アイコン)がぐちゃぐちゃ
部屋が汚い人は、スマホの画面(アイコンの並び)がぐちゃぐちゃで、必要なアプリが見つけにくい状態が見受けられます。
スマホカバーも汚れており、清潔感が欠けています。
さらに、液晶が割れていることもあるため、機能性にも影響が及んでいます。
小物の扱い方が雑
部屋が汚い人は、小物の扱い方が雑です。例えば、
- メガネがいつも汚れている
- 本のカドを折る、本を伏せるなど、雑に扱う
- 物をすぐになくす
- カバンにつけているキーホルダーが汚い
アクセサリーや小物の管理が苦手な傾向です。
車が汚い
部屋が汚い人は、その生活態度が車にも反映され、車内も同様に散らかっています。
シートには物が散乱し、床にはゴミが溜まりがちです。
車の外観も手入れされず、塗装がくすんでいることがよく見られます。
部屋が汚い人【行動・性格】の特徴
部屋が汚い人の行動や性格の特徴をまとめます。
中には、病気が原因で部屋の片づけが苦手という人もいますが、今回は「ズボラ」が原因による部屋が汚い人の特徴がメインです。
面倒くさがりで大雑把
部屋が汚い人は、細かいことが気にならない傾向があり、面倒くさがりでおおざっぱな性分です。
そしてなぜか「本気になればいつでも片付けられる」と自信を持っています。
よって、物事を後回しにしやすく、結果、部屋が散らかります。
食べ方が汚い
部屋が汚い人は、食べ方も汚い傾向が見られます。
- こぼす
- 音を立てる
- ごはんつぶをたくさんお茶碗につけたまま食事終了とする
など、食事のマナーが悪い場合があります。
また、食べ終わった後の食器も、そのまま放置しがちです。
ストレスが多い・忙しすぎる
過度なストレスや多忙な日々が続くと、部屋が乱雑になることがあります。
ストレスによる衝動買いが増え、物が増える一方で片付ける気力が低下。
仕事の忙しさからくる疲労感が、部屋を整理するエネルギーを奪ってしまいます。
これが積み重なり、生活空間は散らかり放題となります。忙しさやストレスへの適切な対処が必要です。
几帳面すぎる
几帳面すぎる性格の人も、逆に部屋が汚くなることがあります。
ひとつのゴミを出すために、分別をきっちり行っているうちに疲れ果ててしまい、結果、ゴミ出しがおっくうになります。そして、部屋にゴミが残りやすくなります。
優しすぎる
優しすぎる性格の人は、部屋が汚くなることがあります。
人からもらったものを捨てることができず、感謝の気持ちから物が溜まりがちです。
捨てることに罪悪感を感じ、物品に愛着を持った結果、部屋は不要なもので溢れ、整理整頓が難しくなります。
趣味が多い
趣味が多い人は、部屋が汚くなることがあります。
特に、コレクター要素のある趣味を持つ場合は、さまざまなアイテムが部屋中に溢れます。
その他、趣味に関連する本や資料が増えがちです。
これらの趣味や学びのアイテムが部屋を埋め尽くし、整理整頓が難しくなります。
寂しがり屋
寂しがり屋の人は、部屋が汚くなることがあります。
寂しいときに物に頼り、安心感を感じるため、不要なものが溜まりがちです。
また、人とのつながりを求めてSNSに投稿するために、おしゃれなものや面白いものを求め、結果として不要なアイテムが増えてしまいます。
極度の倹約家
極度の倹約家の人は、部屋が汚くなることがあります。
- 「いつか使うかもしれない」と思い、あらゆる物を取っておく
- 「○年使わなければ元がとれない」と思い、物を手放さない
その他、粗大ごみは回収費用が高いため、自分で分解して捨てることで節約しようとし、そのために物を何年も放置することも。この倹約の極端さが整理整頓の妨げになります。
部屋が汚い人には、天才も多い⁉
部屋が汚い人には、天才も多い――という説もあります。
天才は、物事の本質に集中し、ルールに縛られず独自のアプローチを取る傾向があるため、部屋の乱雑さを気にしません。天才は、部屋が汚くても、ぜんぜん平気です。
むしろ、混沌の中から創造性が生まれ、アイディアの宝庫となることもあります。
例えば、アインシュタインやスティーブジョブズ、ピカソなども「天才」と称されますが、部屋は汚かったようです。
天才は、物事に集中しているため、部屋の清潔さに意識が向きませんが、不思議と、どこになにがあるのかは把握しています。