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護符の捨て方、処分方法|お返し、返納について

護符の捨て方、処分方法|お返し、返納について

使い終わった護符、効果が切れた護符を、その後どうすればいいか、護符の捨て方や返納についてお話します。

ご自身で処分するのも良いです。また、護符をいただいた場所に返納し、お焚きあげなど行ってもらうのも良いでしょう。

いずれにせよ、護符の力に感謝をし、護符に対する敬意を持って手放すことが大切です。

護符の捨て方・処分方法

お焚きあげ

護符は、信仰や信念、願望と密接に関わる呪物のため、処分は丁寧に行いたいところ。

以下に一般的な護符の処分方法をいくつか紹介します。

まずは、清める

護符やお守りには、神仏や自分自身の願いが込められています。そのため、護符やお守りを処分する前に、お守りを丁寧に清めることをお勧めします。

清め方は、護符の種類によって異なりますが、感謝の念を込めて清めるのがいちばん大切です。以下に一般的な方法をいくつか紹介します。

水に浸ける

水は浄化の象徴。

護符を水に浸けることで清めることができます。ただし、護符の素材によっては水に弱いものもあるため、紙製の護符には使えません。

煙で燻す

サクラやホワイトセージなどのハーブや木材を燃やし、護符を煙の中に置いて燻す方法もあります。この方法は、ヨーロッパの古代宗教やネイティブアメリカンの伝統的な方法として知られています。

祈りや呪文を唱える

信仰によっては、特定の祈りや呪文を唱えることで護符を清める方法があります。例えば、仏教では「南無阿弥陀仏」や「お清めのお経」を唱えることで護符を浄化するとされています。

日光浴や月光浴

太陽や月のエネルギーによって、護符を浄化する方法もあります。

燃やす・焼却する

自宅で護符やお守りを処分したい場合は、各自治体のゴミ出しルールの分別方法に従い、天にお返しします。

ゴミ箱やゴミ袋にそのまま捨てるのは罰当たりな感じがして気が引ける、という場合は、護符を薄い和紙などに包み、塩をくべてから「お守りいただきありがとうございました」と感謝の念を込めてから処分します。

「家庭ゴミとして処分するのは抵抗がある、でも神社やお寺にお守りを返しにいくヒマがない」という場合は、自宅で燃やしてもよいです。

火にくべる場合も、感謝の念を伝えてから焼却しましょう。(火の元にはご注意ください)

護符の焚きあげ

護符は、神社や寺院の「焚きあげ」で手放すこともできます。

護符やお守りの焚きあげは、神仏や自分自身の願いを清め、その力を返すために行われます。お焚きあげの日取りは、特定の時期や行事に行われます。

お坊さんや祈祷師、神主、占い師などに渡す

仏教の寺院や神社などで、護符を回収してもらうことができる場合があります。回収された護符は、寺院や神社で適切に処分されます。

お守りを自身の手で処分すると、悪いことが起こりそうなど不安な場合は「返納」が良い方法となるでしょう。

以下に、護符の返納方法を解説します。

護符の返納方法

護符、お札を返す納札所

護符を返納する方法は、神社や寺院によって異なりますが、一般的には以下のような手順になります。

返納の意思を伝える

神社や寺院に行き、お守りを返納したい旨を伝えます。

お守りを持参する

返納するお守りを持参し、神職や僧侶に返納してもらいます。

神社仏閣によっては、納札所や返納所を設けている場合があります。

返納するお守りに対して、自分がお守りを持ち続けていた理由や、いままで守ってくれた感謝を唱えながら、返すべき場所におさめましょう。

護符を手放す時期の目安

護符を手放す時期は、個々の状況や護符の種類によって異なります。

護符が自分にとって意味がなくなったり、不都合を引き起こしている場合は、手放しを検討する必要があるでしょう。以下に一般的な目安をいくつか紹介します。

効果が薄れたと感じたとき

護符は、エネルギーを吸収して自分自身を守るためのものです。効果が薄れてしまった場合は、その護符が役割を果たすことができなくなるため、手放すことを検討する必要があります。

一般的な護符の期限は、約1年とも言われます。

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目的が達成されたとき

護符は、特定の目的を達成するために使われることもあります。

たとえば、復縁成就の護符であれば、ふたたびご縁が結ばれた時点で、護符は役目をはたしています。

合格祈願の護符であれば、試験に通ったら目的達成です。

目的が達成された場合は、護符が役割を終えたことを示すために手放しや返納を検討しましょう。

状況が変わったとき

状況が変わった場合は、新しい護符を手に入れたり、護符を手放すことで、変化に合わせた対処をしましょう。

たとえば、復縁成就の祈りを込めた護符を持っていたけれど、他に良い人との縁が結ばれた場合は、新しいご縁を大事にするためにも、もともと持っていた護符は手放したほうが良いです。

護符によってマイナスの影響を受けたとき

護符が自分自身にマイナスの影響を与えた場合は、その護符を手放すことが必要です。

護符は本来、人を守るために存在しますが、自分に合っていない護符を持ってしまうと、逆にエネルギーが奪われたり、妙に疲れる、ネガティブな気持ちが強くなるなど、持ち主に悪い影響を与える場合があります。