去年の暮れから悩んでいることがありまして。
これ。
杏のお酒、杏露酒(シンルウチュウ)
大掃除をしていたら、タンスの奥から出てきたブツなのですが。
「なぜ、タンスからお酒?」という疑問はさておき、わたくしの記憶をさかのぼること約5年、
確か、5年前にお友達と宅飲みをした際に、飲み残したビンが出土したものだと思われます。
そこで、
「開封後、約5年経ったお酒って、果たして飲めるものなのか?」
という疑問が浮かび、
「ううむ、杏露酒っておいしいから飲みたいんだけど、さすがに5年経過しているものはどうなんだろう?」
と、このビンテージ杏露酒を飲むことに対してほんのりと二の足を踏んでいる今日この頃。
なにが悩ましいかって、見た目は思いっきり普通なんです。
にごりもないし、透き通った液状で沈殿物もナッシング。
ただ、5年もタンスの奥で猛暑を過ごしてきた事実があるため、
ビンの中で、目には見えない雑菌ちゃんがウジャウジャ沸いている可能性も否めません。
※以下、ココロの葛藤※
天使の私
「ウラのラベルに、開栓後はお早めにお飲みくださいって書いてあるからやめときなさい」
悪魔の私
「杏のお酒っておいしいよな、ぺろぺろ」
天使の私
「およしなさい、おなかを壊したら本末転倒です」
悪魔の私
「見た目は大丈夫そうだぜ。それにほら、アイスクリームには賞味期限ないっていうしな。お酒の賞味期限もまた然りだぜ」
天使の私
「これはアイスクリームではありませぬ」
悪魔の私
「ワインだって、寝かせれば寝かせるほどウマいっていうじゃないか」
天使の私
「これはワインではありませぬ」
悪魔の私
「人間、やらずに後悔するより、やって後悔しないほうがいいっていうじゃんよ」
天使の私
「このケースは、やって後悔するパターンです」
……ううむ、悩む。
ネットで「開封後のお酒の賞味期限」について調べてもみましたが、
「飲むのはやめたほうがいい派」と「OK! いったれ派」がまっぷたつ。
ちなみに、販売元の永昌源さんのホームページでは、
【開封後】
開栓された商品につきましては、なるべく早めにご賞味下さい。また、果汁が含まれるリキュール類は、できれば冷蔵庫で保管いただくほうが、風味の劣化も少なく、より安心してご賞味いただけます。
とのこと。
なるべく早めにご賞味ください……か(遠い目)
結論が出ないので、もう少しじっくり考えてみようと思います。
ううーん、悩ましい!