春になると待ち遠しくなるのが桜の開花宣言。
寒い冬の終わり、新しい生活の始まりを予感させる桜の開花は、何度見ても飽きないものです。
本州では、毎年3月下旬あたりで桜前線の北上がニュースに流れ、
各地方での開花予報が発表されていきます。
桜の開花ニュースの中では「満開」「見ごろ」「開花」などの用語が使われますが、
これらの用語の違いはご存知でしょうか?
「桜の満開」は、80パーセントくらいが花開いたという意味!
一般的に、
満開……桜の花が80パーセントくらい開いたころ
開花……標本木に、5~6輪の花が咲いたころ
見ごろ……標本木に、50輪くらいの花が咲いたころ
とされています。
「満開」というと、「100パーセントの桜が咲いた!」というイメージがありますが、
実際は80パーセントで満開の報が流れます。
100パーセントの花が開いた状態では、花びらはもう散っていく場合が多く、盛りを過ぎた頃合になるのです。
桜は「満開」のときが見ごろ。
ニュースで満開が宣言されたら、お花見にお出かけするのもいいですね。
案外、気温が寒いことも多いので、上着などの暖かい服装はお忘れなく!