小鼻の赤みを何とかしたい……
小鼻の赤みは多くの人が気にする悩み。その中で注目を集めているのが、ビタミンCを含んだ化粧品の効果です。本記事では、小鼻の赤みに対するビタミンC化粧品の効果や使用方法を解説します。
小鼻の赤みはビタミンC化粧品で消える?
ビタミンC化粧品は、小鼻の赤みに効果的!
「使ってすぐに、赤みがキレイさっぱり消える」とはさすがに言えませんが、ビタミンCが持つ皮脂抑制作用や、抗酸化作用が赤み対策に良い影響をもたらす可能性があります。
ただし、ビタミンCはすべての人に合うわけではありません。肌が敏感になっている時は、ビタミンCが逆に刺激になる場合もあります。
ビタミンC配合の美容液や化粧水を使って、ピリピリしたり、赤みが増した場合は使用を控えてください。
ビタミンC化粧品が合わない場合は、保湿化粧水や赤み対策成分が配合されたスキンケアアイテムでお手入れをするのがおすすめです。
ビタミンC化粧品の働きとは
ビタミンC化粧品には、以下の働きがあります
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 皮脂抑制作用
- コラーゲン生成促進
- メラニン生成抑制
小鼻の赤みは、過剰な皮脂分泌や乾燥、ビタミン不足も要因です。これらの赤みの原因にアプローチするのが、ビタミンC化粧品です。
ビタミンC化粧品を使うことで、外側からビタミンを補給し、皮脂の酸化や炎症による赤みを抑える作用に期待が持てます。
ビタミンCには皮脂抑制作用があり、皮脂の過剰な分泌を抑えてくれます。 過剰な皮脂分泌が抑えられることで、結果的にニキビや角栓、毛穴の黒ずみなどの減少につながり、肌質の改善が望めます
引用:クリニックフォア
小鼻の赤み対策用ビタミンC化粧品おすすめ
「ビタミンC化粧品」といっても、さまざまな種類があります。
例えば、ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんも、ご自身のyoutubeチャンネルで「小鼻の赤みは、体内のビタミン不足が原因でもある」と話しており、その時に使用していたビタミンCクリームは、HIDEMARI MEDICALのビタピュアアクトでした。
HIRO BEAUTY CHANNEL
※Amazonでは、なぜか販売されていません。ビタピュアアクトは田中みな実さんも愛用する高濃度のビタミンCクリームです。
ただ、ビタピュアアクトの価格は1万以上するので、金額的に手が出ない場合は、タカミやメラノCC、ビーグレンCセラムなどの、比較的手にしやすい価格帯のアイテムを使うのもアリです!
関連記事:ビタミンC配合の化粧品
小鼻に赤みが出る原因4つ
小鼻に赤みが出る主な原因は、いろいろあります。
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症は、皮膚の下を走る毛細血管が何らかの原因で拡張し、肌の上から透けて見える症状です。かゆみはありませんが、赤みが目立ちます。
もともと鼻の周りは皮膚が薄いため、赤みが出やすい部位ではありますが、毛細血管が広がると、ますます赤みが目立つようになります。
小鼻の赤みをよく見てみたときに、細かい血管がウネっている状態だったら毛細血管拡張症の可能性があります。
通常、毛細血管は表からは見えません。しかし、血管や皮膚に何らかの異常が生じると、肌から透けて見えて、赤みとして目立ってしまうことがあります。
引用:銀座肌クリニック
お肌の炎症
お肌の炎症とは、脂漏性皮膚炎やニキビ跡などの状態を指します。
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い場所にできる湿疹のような症状です。かゆみを伴う場合もあります。
鼻の周りは皮脂が多くベタつきやすい部位なので、炎症や吹き出物も出やすく、小鼻の赤みに繋がりやすいです。
間違ったスキンケア
- 鼻の周りをごしごしこすって洗顔する
- 皮脂を落とすために、洗いすぎる
- 長時間、メイクを落とさない
- 小鼻の赤みを隠すためにファンデーションやコンシーラーを厚塗りする日が多い
このような「やりすぎたスキンケア」「過度なメイク」により、逆に小鼻の赤みが目立つようになる場合があります。
鼻の周りの皮脂を抑えたくて念入りに洗顔した場合などは、肌にとって必要な皮脂まで取りのぞくことになります。すると、肌は「皮脂が足りていない!」と反応し、余計に皮脂を分泌し始めます。
皮脂が出る
↓
洗い落す
↓
さらに皮脂が出る
↓
さらに洗い落とす……
この繰り返しにより、小鼻へのダメージが蓄積し、赤みとなって現れる恐れがあります。
その他、鼻回りの赤みを隠すためにコンシーラーを厚塗りして長時間過ごした場合などは、皮脂とメイクの油分が酸化して、さらなる赤みの引き金となります。
乾燥
肌の乾燥も、赤みが生じる要因です。
肌が乾燥すると、外部からの刺激を受けやすくなるため、ちょっとしたことで肌が過敏に反応し、赤みが発生します。
保湿をして、肌のバリア機能を高めることが、乾燥による赤み対策へのカギです。
ビタミンC以外の、小鼻の赤み対策3つ
ビタミンCを使う以外の、小鼻の赤み対策も紹介します。
コンシーラーで隠す
てっとり早く、小鼻の赤みを目立たなくするには、コンシーラーの力に頼ると便利。
赤みを隠すコンシーラーは、グリーン系を選ぶのがおすすめです。
鼻の周りは皮脂が多いので、メイク崩れを防ぐためにはコンシーラーを薄めに塗るのがポイント。
また、メイク前にしっかり保湿しておき、皮脂を取りすぎないようにするのも、小鼻周りのメイク崩れを防ぐコツです。
赤み対策スキンケア用品でケア
小鼻の赤みや、お肌の赤みにアプローチする、ビタミンC以外の赤み用スキンケア用品でケアするのもおすすめです。
赤みを対策に効果的とされる成分は、アゼライン酸、アンボラエキス、ビタミンK、プランクトンエキスなどがあります。
その他、セラミド配合の高保湿化粧水で徹底保湿し、肌のバリア機能を高めるのも◎
お肌の赤み対策成分が配合された化粧水については、以下の記事を参考にどうぞ。
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皮膚科、クリニックで治療
小鼻の赤みが、自分では手に負えない場合や、お金はかけても徹底的に治療したい場合は、専門家に相談し施術を受けるのが最終手段です。
皮膚科やクリニックでは、赤みに対策する塗り薬や、毛細血管に働きかけるレーザー治療が受けられます。
ただし、通院が必要であったり、ダウンタイムがある、高額などの懸念点もあるのはネックです。