紫外線から肌を守るための日傘は、美容ルーティンの一部に欠かせないアイテム。
ですが、日傘も長く使っているうちに劣化していきます。紫外線によるシミや肌のダメージを防ぐためには、日傘の寿命を知り、適切な手入れが不可欠です。
この記事では、日傘の寿命を延ばし、効果的に紫外線から肌を守るためのアドバイスをお届けします。
日傘の寿命（UVカット加工）はおよそ2～3年
| 日傘の種類 | 日傘の寿命 |
|---|---|
| UVカット素材の日傘 | 素材が劣化しない限りずっと |
| UVカット加工の日傘 | 約2～3年 |
ひとくちに「日傘」といっても、使われている素材は異なります。
日傘は、ざっくり分けると2種類あります。
-
- UVカット素材の日傘
- UVカット加工の日傘
日傘の種類によって、日傘の寿命はかわります。
UVカット素材の日傘
UVカット素材の日傘は、素材自体が紫外線を防ぐ特性を持っています。
追加のUV加工や、コーティングなしで、素材そのものが紫外線を防ぐ機能を持つため、長期間使用してもUVカット効果が持続します。
傘の布地が極度に傷んだり、破れたり、骨組みが壊れない限り、ずっと使える点がメリットです。
UVカット加工の日傘
UVカット加工の日傘は、傘の布地にUVカットを持つ化学物質を吹き付け、コーティング加工されています。
UVカットのコーティングは、時間とともに薄れていくので、UVカット加工ﾀｲﾌﾟの日傘の寿命は2～3年です。
コーティングは、雨や湿気で劣化したり、傘の開閉時の摩擦でも少しずつ取れていきます。
日傘の寿命を延ばす方法
日傘は、使い方やメンテナンス次第で、寿命が延ばせます。
使用後は、マメに乾かす
日傘を使用した後は、湿気を完全に取り除きましょう。
じめじめした気候の日に日傘を使った場合は、帰宅後にすぐに日傘を開いて風通しの良い場所で乾かしてください。湿気が残ると、カビや悪臭の原因となり、素材の劣化を早めてしまいます。
日傘から湿気が取れ、完全に乾いてから収納すれば、劣化対策になります。
日傘用のUVカットスプレーを使用する
日傘の布地にスプレーするだけで、紫外線対策効果をつけられる「UVカットスプレー」を使用するのも良い手です。
お気に入りのUV加工日傘を長く使いたいときは、スプレーコーティングを検討しましょう。
ホームセンターなどで売っています。
Amazonなどのネット通販でも安く手に入ります。
汚れを放置しない
日傘は定期的にキレイにしてあげましょう。
ただ外を歩いているだけでも、砂埃などが付着します。汚れを放置したままにすると、日傘にシミが出来たり、素材が傷むなどの不具合が起こります。
金属部分は、汗や水気でサビ・カビが発生する場合もあります。
風が強すぎる日は、使わない
傘は、風に弱いです。おそらく説明不要かと思います。
強風時に日傘をさすのは避けましょう。
筆者は、風の強い日に日傘をさし、しょっちゅう骨組みを折っています……。
完全遮光の日傘おすすめ3選
ここからは、UV効果が長く続く「完全遮光タイプ」の日傘のおすすめを紹介します。
芦屋ロサブランの100%完全遮光日傘
100％完全遮光の日傘です。
00％完全遮光 99％ではダメなんです! 【Rose Blanc】 日傘 晴雨兼用 UVカット 1級遮光 撥水 ブランド おしゃれ レディース かわいい 母の日 2段折りショート(傘袋) 50cm シングルフリル 4f1-j 折傘タイプ 曲がり手元
Wpc.（ワールドパーティ）の日傘
完全遮光100％生地を使用した日傘です。
楽天で人気の折りたたみ日傘
楽天で人気。コスパがいい完全遮光日傘です。
日傘なのに、1年間の保証がついています。
日傘の寿命・買い替え時期でよくある質問
日傘の寿命に関する、よくある質問をQ＆A形式で紹介します。
日傘がどんな状態になったら、買い替え時期？
- UVカット加工の傘が、2～3年経過した
- 日傘の生地が色落ちしてきた
- シミや汚れが目立つようになってきた
- 骨組みが、曲がってきた
- カビくさい
このような症状が見られたら、日傘買い替えのサインです。
「UVカット素材の日傘」か「UVカット加工の日傘」なのか、違いの見分けがつかない……
日傘の種類は、パッと見では、見分けがつかないものも多いです。
日傘のUV加工については、公式サイトや、日傘購入時についてきた商品ラベルに記載されています。
日傘のUV効果が寿命前なら、日焼け止めは不要？
日傘をさしている日も、日焼け止めは塗ってお出かけしましょう。
日傘は上からの紫外線に対してはUVカット効果を発揮しますが、地面からの照り返しには無力です。
買ったばかりで、寿命が丸々残っている日傘でも、下からの紫外線攻撃は防げません。
日傘は雨の日でも使える？
撥水加工が施された日傘であれば、雨の日でも使えます。
ただし、雨に濡れると素材が劣化したり、UVカットコーティングが落ちやすくなる点だけは注意しましょう。
撥水加工されていない日傘は、雨をはじかないので雨天時は使用NGです。