護符(ごふ)の貼り方や飾り方についてお話します。
護符を貼る場所
護符を貼る場所は、護符の種類や目的によって異なります。一般的には、
- 玄関・家の入口
- 机の上
- 自分の身体
- 車の中
などの場所に貼る(置く・飾る)などします。
玄関に貼る護符は、家族を守り、邪気を払い、家の内部に幸運を招くとされます。
机の上に貼る護符は、学業成就や仕事運上昇に効果を発揮、集中力や創造力を高める効果が得られます。
交通安全のための護符は、車の中に貼りましょう。思わぬ事故やトラブルを避け、安全を保ちます。バイクの場合は、ヘルメットに貼るケースもあります。
その他、寝室やプライベートな空間、天井に貼るタイプの護符もあります。
護符の種類や護符を出した神社、術師、占い師によって貼る場所が異なるため、状況によって貼る場所を設定しましょう。
護符を貼る高さは「目線よりも上」に
護符は目線よりも上の位置に貼りましょう。
護符は大切なエネルギーの象徴です。目線より下に置いてしまうと「護符を下に見る」ことになり、良くありません。
護符は清潔な場所に貼る
護符は汚れや痛みがあると効果が半減する場合があるため、砂埃や紫外線が当たる場所を避け、汚れや湿気のない場所に飾りましょう。
持ち運ぶための護符は、財布やカバンに貼る
護符には、常に持ち歩いて加護を得るタイプのものもあります。持ち歩くタイプの護符は、財布やカバンの中に貼る、入れるなどします。
護符をバッグや財布に貼る・入れることで、護符の持ち主を守り、運気を上げる効果を得られます。
なるべく汚れや擦れのない場所に入れましょう。可能であれば薄紙に包むなどし、大切に持ち歩きます。
人に見られてはいけない護符
人に見られてはいけない願掛けの護符や個人的な護符は、木箱などの清潔な場所に入れて大切に保管してください。
護符の貼り方
護符を張るときは、清潔な表面に貼り付けるのが大切です。
「貼る」というと、テープを使ってよいのかどうか悩ましいところですが、常識的な使用状況においては、テープでの貼り付けは問題ないとみてよいでしょう。
ただし、粘着力の強すぎるテープを使うと、護符の素材に傷をつけたり、表面を汚す恐れがあります。テープの貼り方によっては、護符のエネルギーの流れを妨げてしまうため、できるだけ丁寧に優しく貼り付けるために薄手のテープを使うなどの処置が必要です。
その他、柄物のマスキングテープなども、護符の力が弱まる可能性があるため避けましょう。
また、画鋲の使用も、護符を傷つけてしまうため推奨できません。
護符を傷めずに貼るには、護符を素材に合った方法で貼り付けることが望ましいです。紐や布などで包む、金属製のケースに入れる、専用のステッカーを使用するなどするのもおすすめです。
また、護符を貼る最中は、護符に自分のエネルギーを流し込んだり、浄化することで、より効果的な使用ができます。
正しい護符の貼り方は、護符のタイプや護符を作成した術者にもよります。
この記事で紹介した護符の貼り方は一般的な内容のため、正規の貼り方については、護符を書かれた術者に確認するのが、確実です。