PR

護符に期限はある?1年で交換すべき?期間はどれくらい使える?

護符の期限

護符や霊符の期限について、お話します。

  • 護符はいつまで効果があるのか
  • 護符の交換時期はいつなのか
  • そもそも、護符に期限があるのか

護符の期限は1年(例外あり)

護符の期限は1年

護符(ごふ)や霊符(れいふ)、お札、お守りの期限は、おおよそ1年とされる場合が多いです。

「キッチリ1年でご利益が切れる」など、明確な日時の決まりはありません。

例えば、陰陽師の安倍晴明を祀った「晴明神社」の護符は以下の説明がなされています。

  • ご利益に期限はない
  • 1年あたりで新しくすると良い

ご利益に期限はありませんが、一年を目処に新たにしていただくのが一般的です

引用:清明神社

京都・祇園の八坂神社のお守りも「毎年、新しいお守り」をお受けいただきますと記載がありました。

御守の期限について
御守は毎年新しいものをお受けいただきます。
古い御守はお受けになった神社またはお近くの神社までお返しください。
神職が祝詞を奏上した後にお炊き上げします。

引用:八坂神社

護符やお守りは、1年ほど飾ったり、持ち歩いたりすると、素材に痛みが生じたり、日に焼けて変色したり、角が擦り切れてボロボロになる場合があります。

ご利益や加護を求める護符は「念」の力を増幅するパワーアイテムであるため、ヨレヨレになった状態では効果やご利益が薄れてしまいます。

大事に使っていて、護符の本体に痛みがなければ、1年以上持っても良いですが、くたびれた護符を見て、少しでもネガティブな気持ちになるようであれば新しくいただいたほうが良いでしょう。

無期限で効果を発揮する護符もある

たいていの護符やお守りは、1年周期で買い替えが推奨されますが、中には「護符の効果は無期限」と、大々的に記されている場合もあります。

パウチされた護符は耐久度が高い

例えば、トイレの神様として浄化の力を持つ「烏枢沙摩明王」がパウチされた以下の護符は、(交換の)タイミングはご自身で判断してよい旨の記載がされていました。

烏枢沙摩明王の護符、パウチ

>烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の護符【パウチ】

護符の効力は一年とは限りません。
相性が合うと何年も持たれている方も多くいらっしゃいます。また、何かの節目の時に処分や買い替えをされる方もいらっしゃいます。タイミングはご自身で判断していただければ結構でございます。

しかし、一年も経過する頃には使用感が強くなりますので、ヨレや汚れ、折れ、破損などがある場合は早めに交換されることをオススメいたします。

引用:吉祥の会

この護符は、名刺サイズでパウチされている経緯もあり、刷れや痛み、湿気に強いため、1年以上持てる――とも考えられますが、護符の本体に痛みがない場合は、むりに買い替える必要はないでしょう。

紙の護符は、傷んだらお返ししたほうが良い

瑞龍寺の烏枢沙摩明王の護符出典:瑞龍寺|烏枢沙摩明王の護符

同じトイレの神様「烏枢沙摩明王」が描かれた護符でも、実際にお寺で授かった紙製の護符に「擦れ」「ヨレ」「シワ」「汚れ」など、傷みが見られた場合はいただき直したほうがいいです。

護符には、家や人をお守りしてくださる神仏が描かれています。

護符全体に使用感が出たり、ダメージが見られた場合は、これまでの加護に感謝しつつ、返納し、お焚きあげやお札の納所へおさめましょう。

願望成就の護符は【願いが叶ったとき】が期限

願望成就の護符の期限は、願いが叶ったとき

「願望成就」をサポートするために作られた護符は、願いが叶ったときが護符の期限となります。

願望成就の護符とは、「復縁したい」「恋人が欲しい」「受験に合格したい」「事業で成功したい」「安産祈願」など、特定の想いを叶えるために術者によって作成された護符のことです。

叶えたい未来が現実になったら、護符は役目を終えます。

思い描いた状況が実現したあとは、力を貸してくれた護符に感謝をしてから、護符を手放しましょう。

願望に対する気持ちが変わったときも、護符の期限

「願望成就の護符を持っていたけど、気持ちが変わってきた」

「環境が変わり、願いの内容が変わった」

このように、自身を取り巻く状況に変化があり、最初に願った内容が変質した場合も、護符は期限を迎えます。

新たな願望が生まれた場合は、新たに護符を作り直す必要があります。

身代わり護符は【壊れたとき】が期限

身代わり護符の期限は壊れたとき

身を守るための護符、霊符、お守りなどが、自身の身代わりとなって壊れてしまったときも、護符の期限と解釈します。

不思議な話ですが、効果を発揮したあとの護符は、自然と壁から剥がれ落ちたり、お守りであれば壊れてしまう、バラバラになる、折れるなどする場合があります。

「危険な目に遭い、間一髪で助かった後に護符を見たら壊れていた」というのはよく聞くお話。

お役目を果たしてくれた護符の存在に感謝をしてから、返納やお焚きあげをしてもらいましょう。