「ふくろうの置物」についてお話します。
- ふくろうの置物の効果
- ふくろうの置物を飾る場所
- ふくろうの置物の色の違い
ふくろうの置物には、開運、金運上昇、念願成就、厄除けなど、さまざまな効果があると言われています。自分にあったふくろうの置物を飾るときの参考にどうぞ。
ふくろうの置物を飾る場所はどこがいい?
ふくろうの置物を飾る場所はどこがいいのか? 部屋別にご紹介します。
玄関
玄関は、家の顔になる場所。
玄関にふくろうの置物を飾ることで、外から来る「厄」を払い、家に入る人の気持ちを高める効果が期待できます。
ふくろうの置物を玄関に置く場合は、目線の高さにある棚や靴箱の上に置くとよいでしょう。
居間・リビングルーム
居間やリビングルームは、家族や来客、友人と過ごす場所。
リラックスした雰囲気で過ごせるよう、ふくろうの置物を飾る場合は、テーブルや棚の上に置くと目立ちやすく、アクセントとして効果的です。
寝室
寝室は、疲れを癒し活力を得るための神聖な空間。
ふくろうの置物は、ふとした瞬間に目に入る位置、ベッドサイドのテーブルや棚の上に置くとよいでしょう。
ふくろうを飾ることで、ベッドルームに温かみや個性が加わり、リラックスした雰囲気が作れ、安らぎや落ち着きを感じることができます。
勉強部屋・書斎
勉強部屋や書斎は、知識をたくわえ学習をする場所。ふくろうを置く場合は、デスクの上や本棚の上に置くとよいでしょう。
ふくろうは知性の象徴とも言われています。
「学び」が目的の部屋にふくろうの置物を飾ることで、知識欲や学習意欲をさらに高め、集中力を上げる効果に期待できます。
職場・店
職場や会社、商売をしているお店にふくろうの置物を飾る場合は、入り口付近に置くのがおすすめです。
ふくろうは、商売繁盛・福朗(福が来て喜ぶ――ふくろう)の効果を持つと言われています。
店舗や職場の入り口に置くことで、お客様や来客者、社員一同の目に入り、更なる商売繁盛や福を招く効果を高めることができます。
招き猫と一緒に置くのもおすすめ
職場や店舗にふくろうの置物を置く場合は、招き猫を一緒に飾ることで、商売繁盛をさらに願えます。
招き猫は、お金を招き入れる働きがあるとされており、ふくろうの置物との相乗効果が期待できます。
【場所:共通】ふくろうの置物を飾る場所は、きれいに保つ
ふくろうの置物を飾る場所は、定期的にきれいに清掃し、清らかなお部屋の雰囲気を保ちましょう。
部屋にほこりや汚れがたまっていると、せっかくのふくろうの置物の効果が半減し、逆に縁起が悪くなってしまいます。
ふくろうの置物本体にも汚れが付かないよう、定期的に拭いたり、掃除をして清潔に保ちましょう。
ふくろうの置物を飾る方角
ふくろうの置物を飾る「方角」は、風水においては西向きがよいとされます。
風水の解釈や、お部屋の間取りにもよるので、必ず西でなければいけないわけではありませんが、方角が気になる場合は、西向きに飾りましょう。
西方位は幸運や成功のエネルギーを持つ方位とされます。
また、西方位は夕方から夜にかけての方角であり、ふくろうは夜行性の鳥としても知られています。そのため、西方位に置くことで、ふくろうの本来の性質に合った効果を得ることができるとも考えられています。
※、風水や方位学においては、西方位が吉方位でない可能性もあります。自分の家の風水の傾向や自身の目的に合わせて、方角や置き場所を決めてみてくださいね。
ふくろうの置物を飾る向き
ふくろうの置物を置くときの向きについては、以下のような考え方があります。
ふくろうが家や部屋の「外」を向くように置く
ふくろうの置物を外向きに置くと、開運や縁起を招くとされています。外に向けることで、家の外から良いエネルギーを取り込めます。
ふくろうが家や部屋の「内」を向くように置く
ふくろうの置物を内向きに置くと、家内安全を願えます。
家族や自分自身に対する幸福や、生活の安心を目的にしたい場合は、ふくろうの置物を内に向けておきましょう。
ふくろうの置物の効果
ふくろうの置物を家に置くと、
- 金運将来
- 祈願成就
- 商売繁盛
- 厄除け
などの効果があるとされ、縁起がいいと評判です。
昔から、ふくろうは「知恵や知識」「幸運」「豊穣」「厄を払う護符」など、スピリチュアルな効果があるとされています。
ふくろうは知恵の象徴
ふくろうは「知恵の象徴」と言われます。
ふくろうは、とても目と耳が良い動物です。暗闇の中でも目が見えるため「観察力に長け、商売のチャンスを逃さない」「災いを見極める」「ご縁を逃さない」効果があるとされます。
英語には「とても賢い」を「ふくろうのように賢い(wise as an owl)」と言いあらわす表現方法があるほど。
ギリシャ神話に登場する「アテナ」は、知恵や戦略をつかさどる女神ですが、アテナは自身のお供にふくろうを連れており、古代からふくろうは「知恵の象徴」として扱われています。
ふくろうは開運を呼ぶ縁起物
ダジャレのようですが、ふくろうは、
- 不苦労(ふくろう・苦労がない)
- 福朗(ふくろう・福が到来して喜ぶ/「朗」……ほがらか)
- 福老(ふくろう・豊かに年齢を重ねる)
など、語感からのイメージで「苦労を遠ざける」象徴としても扱われています。
ふくろうは「首が回る」動物→「金運上昇」の効果
日本には「借金で首が回らない」という慣用句がありますが、ふくろうは首がグルリと回る動物です。
そのため、首が回る→借金とは無縁→金運上昇の効果があるとされ、お金を大事にしたい人がふくろうの置物を飾ることも多いです。
学業成就
ふくろうの「商売繁盛」効果
実際のふくろうは、獲物を捕まえたら離さない性質を持っています。
捕まえたら離さない→成功や良い運をつかんで離さないという意味で、ふくろうの置物が商売繁盛効果があるとされます。
ふくろうの「厄除け」効果
ふくろうは、夜行性の鳥であることから、監視や警戒の役割も持っています。
危険を先回りで察知し、厄を遠ざけるとされるため、ふくろうの置物を飾ることで、家や職場などの安全を祈願し、警戒心を高める効果が期待できます。
ふくろうの置物の「色」の違い、効果
ふくろうの置物には、いろいろな色の個体があります。
最終的には、自身の好みの色を飾るのがいちばんですが、各色が持つとされる効果を知っておくと、より、ふくろうの置物選びが楽しくなるでしょう。
白色・金色のふくろう | 金運 |
---|---|
ピンク色のふくろう | 恋愛、結婚、愛 |
赤色のふくろう | 運気上昇、気力、向上心、情熱 |
青色のふくろう | 集中力、平和、安心感 |
黄色のふくろう | 元気、明るさ、活力 |
緑色のふくろう | 癒し、安らぎ |
紫色のふくろう | スピリチュアル的な洞察 |
ふくろうの置物Q&A
ふくろうの置物に関する、よくある質問をQ&A式でまとめます。
ふくろうは縁起が悪い?
「ふくろう」の鳥そのものを「縁起が悪い」とする声も、ないわけではありません。
ふくろうが縁起が悪いと言われる理由は、「フクロウ(梟)」の語呂合わせから来ています。「フクロウ(梟)」の発音が「不」や「苦労」などをイメージさせるためです。
ただし「苦労」に「不」がつくことから、二重否定で「苦労-不=苦労しない」と読み解く声もあります。
近年ではふくろうを可愛らしい動物として捉える人が増えており、縁起が悪いというイメージも薄れてきています。
ふくろうのパワースポットとは?
栃木・茨城の県境にある、鷲子山上神社は、別名ふくろう神社と呼ばれ、古代より「ふくろうが幸福を呼ぶ神のお使い」“神鳥”として崇敬されています。
鷲子山上神社は、標高約470mの鷲子山の山頂にあり、敷地内のいたる箇所で、かわいらしい「ふくろう」のモチーフを見ることが可能です。
境内には日本一の大フクロウ、不苦労御柱、フクロウの石段、石製の水かけフクロウ、フクロウのポスト、フクロウの鐘、フクロウのベンチなど至る所にフクロウをモチーフとしたものが設置され、フクロウお守りやフクロウのストラップの授与も行っている
ふくろう以外で縁起のいい動物は?
ふくろう以外にも縁起のいい動物がいくつか存在します。
亀(かめ) | 長寿や安定の象徴 |
---|---|
鶴(つる) | 長寿と幸福の象徴 |
龍(りゅう) | 力強さや栄光の象徴 |
猫(ねこ) | 幸運や商売繁盛 |
置物を組み合わせて飾ることで、より神秘的な力が得られるかもしれません。
ふくろうの置物はどこで手に入る?
ふくろうの置物は、日本はもちろん、世界中で広く販売されています。
ふくろうの置物は精密な造りをしているものも多く、伝統工芸品を扱う土産物店や、ハンドメイドショップ、陶器の焼き物を扱う工房、石細工のお店などで取り扱いがあるケースも。
最近は、インターネット通販サイト(アマゾンや楽天など)でも購入可能です。
購入先によって、価格や品質が異なるため、自分に合った方法で、良い品を選ぶようにしましょう。
ふくろうの置物のおすすめを一部紹介
>金運黄金大明神(福来) |
>金運福来だるま |
>信楽焼ふくろう置物ペア |
>九谷焼 仲良し ふくろう(不苦労) 盛(フクロウ 置物) |