お顔に使える「あぶらとり紙」の代用品になるものを10個、ご紹介します。
外出先での突然のテカリ、あぶらとり紙を切らした、あぶらとり紙を買うのが金銭的に厳しい……など、「あぶらとり紙がない!」とお困りのときの参考にしてください。
あぶらとり紙の代用品①ティッシュペーパー
ティッシュペーパーは、あぶらとり紙のかわりで真っ先に思いつくアイテム。
身近にあって、使い捨てできるので、あぶらとり紙を切らしたときの代用に便利です。
ティッシュペーパーは、パルプ(木材)から作られているため、あぶらとり紙ほど皮脂は取れませんが、逆に、皮脂を取りすぎない点はメリットにもなります。
あぶらとり紙の代用品②手の甲・腕
手の甲や、腕でサッとお顔を抑えると、余分な脂が取れ、あぶらとり紙の代用になります。
手の甲や腕であれば、フェイスタオルやハンカチを取り出す余裕がないとき(仕事中や食事中など)でも、手軽にテカリを抑えることが可能です。
お顔を手で触ると、雑菌によるニキビが心配でもありますが、過剰な皮脂の応急対策としては〇
手のひらよりも、手の甲のほうが洗い残しが少ない=清潔である場合が多いため、とっさの時のあぶらとり対策には「手の甲」を推奨します。
可能であれば、手洗いをして、清潔にしてからのお試しをおすすめします。
あぶらとり紙の代用品③紙ナプキン
レストランやファーストフード店など、外食時にみかける「紙ナプキン」も、あぶらとり紙の代用品として優秀です。
お食事用の紙ナプキンは、油料理を食べたあとの汚れをぬぐう用途のため、同じ油分の「皮脂汚れ」も吸着してくれます。
あぶらとり紙の代用品④キッチンペーパー
ご家庭で料理に使う「キッチンペーパー」も、あぶらとり紙の代用品として使えます。
キッチンペーパーは、表面がざらついている製品が多いため、こすらずに、優しくお顔に触れさせるのがポイント。
キッチンペーパーは吸収性が高いため、皮脂によるテカリだけでなく、汗を取りたいときにも効果的です。
あぶらとり紙の代用品⑤トイレットペーパー
「トイレットペーパー」も、状況によってはあぶらとり紙のかわりとして使えます。
軽く押し当てれば、余分な皮脂をある程度、吸ってくれます。
デメリットは、顔にペーパーがくっつきやすい点。
トイレットペーパーは水に溶けるため、汗をかいた後など、お顔に水分があると、ペーパーが肌の上に残りやすいです。
トイレットペーパーをあぶらとり紙のかわりに使った場合は、鏡で容姿のチェックを。
あぶらとり紙の代用品⑥半紙
習字・書道に使う「半紙」は、コスパのいい、あぶらとり紙の代用品になります。
半紙は、書道の筆が進みやすい「なめらかさ」と、墨の「浸透しやすさ」を兼ね備えている和紙です。
あぶらとり紙のかわりとして使った場合も、あぶらとり紙に似た働き(皮脂を取ってくれる働き)に期待が持てます。
半紙は100円ショップや文房具やさんで安く、大量に手に入るため、好きな大きさにカットして使えば、お値打ちに皮脂対策でき、お財布に優しいです。
あぶらとり紙の代用品⑦ノート、メモ帳など
ノートやメモ帳などの紙類も、緊急時のあぶらとり紙の代用品になります。
たまに「新聞紙で皮脂を取っている」というツワモノもいますが、新聞紙はインクがお顔に残ってしまう恐れもあるため、あぶらとり紙の代用で使う「紙」は、できるだけ白字の用紙がベター。
あぶらとり紙ほどの皮脂吸着力はありませんが、紙でお顔を押さえれば、ある程度のベタつき感は取れます。
あぶらとり紙の代用品⑧レジ袋
スーパーやコンビニで買える「レジ袋」も、あぶらとり紙の代用になります。
レジ袋にはポリエチレンと呼ばれる樹脂が使われており、ポリエチレンは油を吸着しやすい性質を持ちます。
レジ袋を顔に押し付ける姿は、なかなかにしてシュールな光景ですが、テカリ対策をしたいときの緊急手段になるので覚えておくと便利です。
あぶらとり紙の代用品⑨メイクアップ用のパウダー
メイクアップ用のフェイスパウダーを塗り重ねると、ある程度であれば顔の油分を吸収できます。
ただし、皮脂がギトギトの状態でパウダーを塗り重ねてしまうと、ムラのある濃いメイクになってしまうため、ここまでで紹介した方法(手の甲でおさえる・ティッシュなどの紙類で皮脂を取る)を試したあとに、軽く顔にパウダーをのせ、サラサラ肌に近づけましょう。
あぶらとり紙の代用品⑩レシート
「レシート」も使い方次第で、あぶらとり紙の代用になります。
インクが付いている部分を避け、白い部分に浮いた皮脂を吸着させれば、テカリがそれなりに落ち着きます。
ただし、レシートは感熱紙で出来ており、感熱紙は特殊な薬剤が使われているため、多用は禁物。
感熱紙には,酸とふれると黒くなる性質を持つロイコ色素と,酸性の化合物である顕色剤が,紙の表面に塗ってあります。
レシートの使用は「どうしても、いますぐお顔のテカテカを何とかする必要がある」「――でも、あぶらとり紙がない!」など、超・緊急時のみの使用にとどめましょう。