- 護符を玄関に貼ると、どんな効果がある?
- 玄関に貼る護符は、どんな貼り方が良い?
護符を玄関に貼る理由や貼る場所、貼る向きについてお話します。
玄関の護符は「魔除け」のために貼る
玄関に護符を貼る理由は、魔除け・厄除けをするため。
護符には、魔や邪気を払う力があるからです。
護符が持つ魔除けの力を利用することで、邪気を払い、良くない氣や悪霊が家の中に入る前に浄化できます。
玄関は「気の流れ」の入口
玄関は住人を最初に出迎える場所です。
風水学などの考え方によれば、家には「気」と呼ばれるエネルギーが流れています。玄関から家の中に入るエネルギーの流れが良くない場合、家全体が不吉なエネルギーに覆われます。
玄関は家や部屋の気の出入り口であり、良い気を家の中に招き入れる場所です。
玄関に護符を貼ると、家の中に入る前に護符の力で魔や邪気を払い清めることができるため、家全体が清々しく、良いエネルギーに包まれます。
玄関に護符を貼る方法(貼り方・貼る向き)
実際に、護符を貼る方法についてのお話です。
護符を貼る向き・場所
玄関に護符を貼る場合は、護符が外側に向くように貼るのが良いとされます。
疫病や病魔が、外から入ってこなくなるようにするためです。
玄関に窓がある場合は、窓の近くに貼るのも良いでしょう。
また、玄関に貼る護符は風通しの良い場所に貼ってください。
通気性の良い場所に貼ることで、エネルギーの流れを良くすることができます。
護符は何で貼り付ける?
護符に穴が開いてしまうといけないので、画鋲などは使用せず、両面テープで優しく貼るのがおすすめ。
糊(のり)などで直接、接着して貼っても良いです。
護符を貼る高さ
護符を貼る高さは、気持ち高めが良いでしょう。
護符を高い位置に貼ることで、より効果的に護符のエネルギーが広がるとされています。
玄関の壁やドアに貼る場合、目線の高さよりも高い位置に貼るようにしましょう。
護符を貼った玄関は、常に清潔にしておく
家の中を「良い気」で満たすためには、玄関が清潔で広く明るく、そして気の流れがスムーズになるような工夫が必要です。
玄関から家の中に入ったとき、最初に目に入るものや感じるものが、その後の気分や行動に大きな影響を与えます。
そのため、玄関にはポジティブなエネルギーを感じられるような装飾やアイテムを配置することが大切です。
例えば、明るい色の花やグリーンを飾ったり、招き猫や開運グッズを置いたりすることで、玄関から良い気を招き入れることができます。
玄関に貼る護符も、家の入口・家の気の流れを整える効果を得るために重要となります。
玄関の護符は、疫病退散の力を持つ「角大師」がおすすめ
角大師(つのだいし)は、真言密教において重要な役割を持つ神様であり、魔除けや守護の力があるとされています。
角大師は、魔除けの護符として人気で、京都のほうでは角大師の護符をよく見かけます。全国各地で、角大師のお札を授与しているお寺は約300箇所あり、最近はインターネットを通してもお取り寄せが可能です。
角大師とは、日本の修験道において信仰される聖人で、そのモデルとなったのが、比叡山のお坊さん「元三大師 良源」です。良源は、平安時代中期に比叡山延暦寺に入り、修行に励みました。
比叡山延暦寺の角大師護符は、角大師の信仰が始まった地として、その信仰を象徴するものとされています。また、角大師の護符には、厄除けや開運、家内安全などのご利益があるとされており、多くの信者から信仰を集めています。
角大師の護符には、以下のような特徴があります。
魔除け・守護の効果
角大師の護符には、魔や邪気を払う効果があります。
角大師は、邪気や災いを退け、人々を守る力があるとされているため、その力を借りることで、魔や邪気から身を守ることができます。
また、角大師は家族や家、地域、国家を守る力があるとされています。角大師の護符の力を借り、家族や家、地域、国家を守ります。
縁起物としての効果
角大師の護符は、縁起物としても人気があります。角大師は、商売繁盛や家内安全、厄除けの神様としても信仰されており、良い縁や運気を呼び込みます。
独特なデザイン
角大師の護符は、独特なデザインです。角大師の姿をデザインに取り入れたものや、真言や祈祷文が書かれたものなど、様々な種類があります。一目みたら忘れないデザインのため、護符以外のアイテムとしても人気が高いです。
以上のように、角大師の護符には、魔除けや守護の力があるほか、縁起物としての効果や独特なデザインなど、様々な特徴があります。