「切手の裏のりが何かにくっついてしまった時のはがしかた」について解説します。
具体的な切手はがしのコツは以下3点。
- 方法①冷蔵庫で冷やしてから剥がす
- 方法②ぬるま湯に数分つけ置きしてから剥がす
- 方法③市販の「切手はがし液」を使う
くっついた切手のはがしかたは、これら以外にも様々な方法があります……が、当記事では、一般家庭でも手軽に実践可能な手法でありつつ、安全に切手剥がしが行える技を優先して紹介していきます。
※ドライヤーを使ったり、電子レンジやアイロンを使ったりする手法は手間がかかる上、切手そのものが変色する可能性があるためここではあえて紹介しません。
「貼り間違えた切手を再利用したい……」
「切手同士がくっついちゃった!」
「記念切手をきれいに剥がしたいな……」
といった場合の参考にしてください。
【自宅で簡単】切手をうまくはがす方法3選
切手はがし方法①冷蔵庫で冷やしてからはがす
いちばん簡単でオススメ度の高い切手剥がしの裏技は、ズバリ、
「切手を冷蔵庫に入れ、冷やして裏のりを乾燥させてから剥がす!」
切手の裏のりの粘着度にもよりますが、早くて30分くらい、長くても半日~丸1日ほど冷蔵庫に入れておくと、切手の裏のりが乾燥して粘着力を失い「ペリッ」とはがせます。
冷蔵庫内での放置時間が必要になるため、「いますぐに切手を剥がして再利用したい」という場合には向きませんが、ある程度の時間に余裕がある場合はおすすめです。
作業工程で水や熱を使いませんので、切手が張り付いた台紙(封筒など)にダメージを与えない、という点も推奨ポイント◎
「簡単に、かつ、できるだけ安全に切手をはがしたい」というときは、冷蔵庫を上手く活用してみてください。
切手はがし方法②ぬるま湯に数分つけ置きしてからはがす
ぬるま湯の中に、くっついた切手を入れる方法もお手軽でおすすめです。
ぬるま湯にくっついた切手を付け置きすることによって、裏のりが溶けます。結果、10分ちょっと待つと「ヌルッ」とはがせます。
ぬるま湯が用意できない場合は、水でも大丈夫です。
10分程度、ぬるま湯に切手を付け置きしたあとは、切手のオモテ面(絵の描かれた面)を下向きにして乾燥させればOK。
(切手のウラ面を下にして乾燥させると、残ったノリが別のものにくっつく可能性があるため注意)
水分を使いますので、封筒やハガキが濡れてしまうデメリットがありますが、手軽に切手をはがせる手法でもあるので覚えておいてソンはないでしょう。
切手はがし方法③市販の「切手はがし液」を使う
「冷蔵庫に入れたり、ぬるま湯に切手を付け置きしている時間がない!」
「いますぐ切手をはがしたい!」
「できるだけキレイに切手をはがしたい!」
……という場合は、市販の切手はがし液を使うのが手っ取り早いです。
切手はがし液はホームセンターでも購入可能です。もちろんネット通販でも購入可能。参考までに、こんな感じの商品。
価格相場は300円~500円以下のものが多いです。
最近の切手はがし液は、液だれしない設計になっているものが多く、使い勝手もGOOD。
オフィスや事務仕事などで切手を剥がす機会が多い場合は、こういった便利アイテムの力を借りるのもおすすめです。
番外編※郵便局で交換してもらう
未使用の切手は郵便局で新品の切手に交換してもらうことも可能です。
交換手数料はかかりますが、どうしても新品の切手が欲しいという場合は郵便局の窓口で相談してみましょう。
書き損じたはがきや郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)やご不要になった郵便切手等は、所定の手数料をお支払いいただければ(中略)交換することができます。
引用:書き損じはがき・切手の交換(郵便局)
【まとめ】くっついてしまった切手をうまく剥がす方法
以上、くっついてしまった郵便切手をカンタンにはがす方法をご紹介しました。
くっついた切手は力任せに剥がすのではなく、切手の裏のりをパリパリに乾燥させるorヌメヌメに溶かして、はがしていきます。そのためには、
- 冷蔵庫に入れて、のりを乾燥させてからペリッとはがす
- ぬるま湯に入れて、のりを溶かしてからヌルッとはがす
- 切手はがし液を使って、即効ではがす
これらの手法が便利でカンタンです。
メールやインターネットが発達してきた昨今では、郵便切手を使う機会もずいぶん減ってきましたが、何かの書類を送るときや、旧友に手紙を出すときに切手を使う! という方もいらっしゃると思います。
「くっついた切手をはがしたいなあ」とお困りのかたは参考にしてください。