真っ赤で美しい果実、クランベリー。古くは、ネイティブアメリカンが薬や食料として利用してきた、栄養科の高い果物です。
クランベリーは、女性に多い悩み――膀胱炎(尿路感染症)の予防対策や美容に良いとされ、味だけでなく効果にも注目が集まっています。
今回は、クランベリー果実・クランベリージュースの味や効果をまとめました。
「おいしくて人気」と評判のクランベリージュースを実際に飲んでみて、どんな味だったか?もレポートします!
クランベリージュースってどんな味?
クランベリーはどんな味?
クランベリージュースの味は、
- すっぱい
- 酸味が強め
- ベリー系
クランベリージュースの口当たりは、
- 果汁100%だと「超すっぱい」
- 果汁50%だと「甘酸っぱい」
こんなイメージです。
クランベリーの実には強い酸味があるため、クランベリー果汁100%のジュースを飲むと、かなり強いすっぱさを感じるでしょう。
クランベリー果汁50%くらいの濃度のジュースになると、甘酸っぱい感じになり、酸味が弱まり、格段に飲みやすい味になります。
「酸味は苦手だけど、どうしても100%のクランベリージュースが飲みたい!」という場合は、ハチミツを混ぜたり、炭酸割りで、味をマイルドにするのがおすすめ。
クランベリージュースは、独特の甘酸っぱいテイストが魅力なので、お酒・カクテルに使ってもおいしくいただけます。
クランベリージュースの酸味が苦手!おいしく飲む方法、ちょい足しアレンジ
クランベリージュースのすっぱさをやわらげ、おいしく飲む方法は?
クランベリーの実は、とてもすっぱく、酸味が強いことでも有名です。
酸味の強いクランベリーを原料に使っているので、クランベリージュース自体も、かなりすっぱい飲み物です。
クランベリー100%果汁のジュースだと「すっぱすぎて飲めない……」と、ガックリする恐れも。
クランベリージュースの酸味をやわらげるには、「ちょい足しレシピ」でアレンジに挑戦すると口当たりがよくなり飲みやすくなります。
ちょい足しアレンジにおすすめの食材をいくつかピックアップします。
ハチミツ
ハチミツを混ぜると、味がマイルドになります。ハチミツは美容にもよい食材なので、ぜひ取り入れてみてください。
炭酸割り
クランベリージュースは炭酸とも相性が良いです。すっきりしたのど越しになり、飲みやすさがアップします。
ヨーグルトに混ぜる
ヨーグルトにフルーツを入れたりハチミツをかけるとおいしさが倍増しますが、クランベリージュースもヨーグルトと合います。
ヨーグルトの白と、クランベリーの赤が美しく混ざるので見た目もキレイです。
オレンジジュースで割る
他の果汁ジュースと混ぜ合わせると、フルーティな味わいになります。
オレンジジュースや、りんごジュースなどの飲料とミックスしても◎
その他、豆乳割りやアルコール割り、スムージーにまぜるのもおいしいです。
クランベリーの嬉しい効果3つ
尿路感染症の予防にアプローチ
クランベリーに含まれるポリフェノール「プロアントシアニジン」は、尿路に大腸菌などの感染菌が付着を防いでくれます。
また、同じくクランベリーに含まれる「キナ酸」は尿のPHバランスを酸性にして細菌の増殖を抑制する働きをしてくれます。
ポリフェノールの一成分であるプロアントシアニジンが細菌の尿路上皮(膀胱粘膜など)への定着を抑制/キナ酸が尿を酸性化して細菌の生育を阻害
強い抗酸化作用
クランベリーは強い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用が、血管のさびつきを防ぎ、活性酸素から体を守ってくれます。
むくみを解消
クランベリーが持つプロアントシアニジンが、腎臓の働きを活発にしてくれるため、むくみの解消にも期待できます。
実際にクランベリー100(順造選)を飲んでみた口コミ感想
膀胱炎の再発防止対策と、美容健康にいいんじゃないかな?という理由から、クランベリージュースを飲んでみたので、口コミレポートしていきます
今回選んだクランベリージュースは、順造選のクランベリージュースです。
クランベリージュースってコンビニやスーパーではなかなか見かけないんですよね(;'∀')
ソフトドリンクの中では知名度が低い果実ジュースなので、なかなか味のイメージがしにくいのが難点。
なので、今回は通販でお取り寄せしました。
順造選のクランベリージュースは口コミ評判もいいですし、なんといっても「キナ酸」がたっぷり。
果汁100%と果汁50%のクランベリージュースの2本セットをお試し購入したので、飲み比べしていきたいと思います。
「膀胱炎対策にはキナ酸!」
お味やからだへの効果はいかに?
というわけで、こちらが順造選の「クランベリー100」です。
真っ赤っ赤な液体!
クランベリー果実が100%のジュースでございます。
着色料は使っていないため、これ、ぜん~ぶクランベリーそのものの色なんです。
体によさそう~!(*´▽`*)
クランベリー100は、100gで24kcalです。
カロリーゼロではありませんが、一般的な果汁ジュースと比べるとカロリー低め。
キナ酸だけでなく、アントシアニンも含まれていることを確認。
アントシアニンは目にいい栄養素としても知られています。
最近はスマホの触りすぎで目が疲れ気味なので、これは思わぬ収穫です。
こちらは、順造選のクランベリー100の瓶の底。
クランベリーを100%使ったジュースなだけあって、濃ゆい!
よく振ってから飲まないと、果汁が底に沈殿することもあるため、瓶の底までバランスよくクランベリーの味を楽しむためには要・シェイクです!
そのままラッパ飲みするのもアレですので、グラスに移し替えて、ちびちび飲んでみたいと思います。
見るからに、すっぱそうなイメージ(;´∀`)
実際に飲んでみたところ……
す、す、すっぱい!!!
100%のクランベリージュースなので、すっぱいだろうなと想像してはいましたが、予想どおりのすっぱさに悶絶(笑)
……でも、からだに良さそうな味です。
美容健康のために毎日少しずつ飲むぶんには、なんとか続けていけそうなお味でございます。
100%果汁のクランベリーは、むちゃくちゃ酸っぱい。えぐい味。
続いて、「クランベリー50%」を飲み試し。
100%果汁のクランベリージュースは、「罰ゲームか?」ってくらいの酸味だったので、50%のお味に期待するとします(;'∀')
順造選のクランベリー50%は、先に飲んだクランベリー100と比べるとキナ酸の量は減りますし、クランベリーの配合量も減りますが、そのぶんすっぱさも軽減されて飲みやすくなっている様子。
ジュースの色も、クランベリー100と比べると赤みが和らいでいます。
クランベリー50%をグラスに注いでみました。
香りもどことなく甘みがあり、これなら普通に毎日、続けて飲めるかも?
クランベリー50%を飲んでみた第一印象は……
「お、おいしい!」
100%のクランベリージュースと比べると、各段に酸味が減って飲みやすくなっています。
膀胱炎対策や美容のためににクランベリージュースを飲むならば、キナ酸が豊富でカロリーも低い「クランベリー100」がおすすめですが、酸味が苦手な場合や、普通にジュースとしてクランベリージュースを楽しみたい場合は「クランベリー50%」が飲みやすくていいかもしれませんね。
果汁100%のクランベリージュースはかなり酸味が強かったけど、50%になるとジュースっぽくなってふつうにおいしかった!
クランベリージュースはどこで買える?
スーパーやコンビニで、なかなか見かけないクランベリージュース。
「膀胱炎対策に、お医者さんに飲用をすすめられたけど売ってる店がない!」
「買いおきしたいけど、どこで売ってるの?」
「居酒屋や喫茶店でクランベリージュースを、家でも飲んでみたい」
とお考えのかたもいらっしゃるかもしれません。
クランベリージュースを購入する方法、売ってる店の候補は……
- 大型の酒屋さんで販売しているかも
- 街の酒屋さんでお願いすれば仕入れてくれる可能性がある
- 大きなデパートに置いてあることも
- ネット通販(確実に買える)
手っ取り早いのは、ネットでの通販。楽天ショップなどの大型通販で購入可能です。
クランベリージュースに副作用はある?
クランベリージュースに副作用はある?
つづいては、クランベリージュースの副作用についてのお話です。
クランベリージュースは安全性の高い食品を使った飲料なので、常識の範囲内での飲用なら問題ないです。
ただ、体質や体調によっては合わないケースもあります。
アレルギー体質のかたや、尿結石ができやすい方は注意してください。結石ができやすい方が飲み続けると、逆に体調を損なう恐れがあります。
pHを上昇させるお薬を飲まれている方も、医師とのご相談を。
また、どんな飲料でもそうですが過剰摂取をすると、下痢を起こしたり、胃腸障害が生じる恐れがあります。
副作用が心配な場合は、かかりつけのお医者さんに相談したほうがいいでしょう。
クランベリージュースのメリットとデメリット
クランベリージュースの良い点、良くない点は?
クランベリージュースの良い点、良くない点(気になる点)をまとめました。
クランベリージュースのメリット・良い点
- 薬に頼らず、食品で膀胱炎、尿道炎症、尿路感染症の対策ができる
- 美容、ダイエットに良い
- 赤くて色がきれい。見た目が美しい
- ヨーグルトに混ぜたり、炭酸で割ったり、アレンジが楽しめる
クランベリージュースのデメリット・悪い点
- 入手困難。身近なスーパーやコンビニではなかなか手に入らない
- 酸味が強い。すっぱい食材が苦手だと飲むのが大変
- 砂糖で甘く味付けされている商品は、カロリーオーバーや血糖値上昇が気になる
クランベリーは安全性の高い食品!しかし飲みすぎは禁物
クランベリーの実は、長年、食品として人々に摂取されてきました。
常識的な範囲内でクランベリージュースを飲んでいけば、体に良いし美容健康にも効果的です。
繰り返し安い尿路感染症の再発予防としても期待ができます。
とはいえ、クランベリーは薬ではなく、食品です。
「今まさに膀胱炎で苦しい、すぐにでも治したい!」とお悩みの方は、迷わずお医者さんへ行きましょう。クランベリージュースを飲めばすぐに膀胱炎が治るわけではありません。
また、どんな食品でもそうですが過剰摂取は禁物です。
飲みすぎておなかを壊しては本末転倒。毎日、適量を飲み、継続が大切です。