ビーグレン「Cセラム」の全成分を解析し、安全性や危険性、特徴や肌への効果をリサーチしました。
また、実際にCセラムを自分の肌で使ってみて、使用感や効果をチェックしました。
Cセラムはb.glenシリーズの人気美容液。注目度の高いスキンケア用品ですので、使い心地や成分内容が気になっている方も多いのではないでしょうか。
- ビタミンC配合だけどピリピリしない?
- 肌刺激は?
- 危険な成分は入ってない?
- Cセラムは、シミや毛穴に効果ある?
ビーグレンCセラムの成分内容や効果が気になるかたは当記事を参考にしてください。
Cセラム(ビーグレン)全成分解析【安全?危険?】
■Cセラム全成分■
アスコルビン酸、レシチン、ポリアクリルアミド、(C13,14)イソパラフィン、ラウレス-7
ビーグレンのCセラムに配合されている成分は、全部で6種類。
まずはひとつずつの成分が持つ効果を見ていきましょう!
成分名 | 効果 | 安全性 |
PG | 保湿、抗菌 | △ |
アスコルビン酸 | 酸化抑制、コラーゲン生成、美白 | 〇 |
レシチン | 乳化 | 〇 |
ポリアクリルアミド | 使用感向上 | △ |
(C13,14)イソパラフィン | 保湿 | 〇 |
ラウレス-7 | 合成界面活性剤 | △ |
Cセラム(ビーグレン)の成分総評
成分表示の先頭に「PG」の表記あり。パッチテスト推奨
化粧品の成分表示は「内容量の多いものから順番に記載していく」という決まりがあります。
ビーグレンCセラムは成分表示の頭部分が「PG」の表記です。
PG(プロピレングリコール)は高い抗菌力や保湿力を持つ反面、刺激のある成分でもあるため、日本ではかつて表示成分となっていました。
表示成分とは、アレルギーなどの皮膚障害を起こす可能性のある成分をリスト化し、それらの成分を配合するときは化粧品のパッケージへの明記が義務づけられていた成分です。
現在は化粧品の全成分の表記が義務づけられているため、PGは旧表示指定成分と呼ばれます。
表示指定成分は「使う人の体質によってまれにアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分」
引用:102の旧表示指定成分一覧表(一般社団法人日本オーガニックコスメ協会)
海外の化粧品では今でもよくPGが使われていますが、こうした経緯もあり日本では印象があまり良くない成分ではあります。
化粧品にPGを使う場合は、成分の濃度を肌負担がかからない程度に調整し、アレルギーテストも行っています。
よって、普通にご家庭で使うぶんにはまず問題ないとみて良いでしょうが、お肌にトラブルを起こしやすいかたや敏感肌、乾燥肌のかたは注意が必要です。
人によっては刺激を感じる成分なので、使用前にはパッチテストが推奨されます。
PGは保湿効果や抗菌効果が高い反面、肌刺激を感じる場合も。
ピュアビタミンCの濃度は7.5%で高濃度
ビーグレンCセラムの軸となっている成分「ピュアビタミンC」は、成分表記「アスコルビン酸」に当たります。
アルコルビン酸は、高い抗酸化作用を持つ成分で、美白効果をうたった化粧品に配合されます。
ふつうのビタミンCと違い、ビタミンCとしての効果に即効性があるため「即効型ビタミンC」とも呼ばれるほど。
アスコルビン酸は、肌内部のコラーゲン生成に必要な成分であるため、美肌を目的とする場合の強い味方となってくれます。
その名の通り、何もついていないビタミンC(アスコルビン酸)。つけた瞬間からすぐにビタミンCとしての効果を発揮してくれます。
一般的な化粧品では、アルコルビン酸の濃度は3%程度ですが、Cセラムの公式情報を見ると7.5%の濃度でピュアビタミンCが配合されているとの記載があります。
アルコルビン酸が高濃度がゆえに、肌への良い効果が期待できる反面、肌への刺激も気になるところ。人によってはビタミンC関連の成分で肌にピリつきを覚える場合もあるので、最初はお顔以外の場所でテストしてからの使用がおすすめです。
ビタミンCは美肌対策の強い味方。ただ高濃度がゆえに刺激を感じる場合も。まずは少量からのお試しがおすすめ。
Cセラムの全体的な安全性はどう?
化粧品は基本的に、成分となる水と油を混ぜ合わせるために界面活性剤が使われますが、Cセラムは私たちが口にする、大豆や卵由来の成分「レシチン」、そしてシリコン系の合成界面活性剤であるラウレス7が配合されています。
レシチンは安全性の高い成分なので、石油系の界面活性剤と比べても安全性は高め。ただ、原料に大豆や卵が使われているので、これらにアレルギーがある場合は注意が必要です。
ラウレス7も比較的安全性は高い成分ですが、人によっては刺激を感じる恐れがあります。
レシチンは大豆や卵由来の乳化剤。安全性は高め。ただし、大豆や卵にアレルギーがある方は注意。
Cセラムの肌への効果はどう?シミや毛穴、ニキビ肌に効果ある?
ビーグレンCセラムは、高濃度のピュアビタミンCが軸となっています。
ピュアビタミンCは肌に良い効果(酸化防止や美白効果、コラーゲンの生成)をもたらすポテンシャルを秘めています。
ビーグレンCセラムは薬品ではなく化粧品ですので、大々的な美白効果や効能は書かれていませんが、肌に合えば毎日のスキンケアの心強い味方となってくれそうです。
ただ、成分のPGであったり、ポリアクリルアミドは人によっては肌刺激を感じる成分でもあります。
高濃度ビタミンC配合や、PGが主成分になっているあたりから「攻め」の美容液である印象を受けますが、高い効果が期待できるということはそれなりのデメリットも存在します。
Cセラムのビーグレンは365日返金保証制度が敷かれているため、敏感肌さんや乾燥肌さんで肌にトラブルを感じやすい場合は、しっかりと様子をみつつ使用を決定するのが良さそうです。
お肌に「攻め」のケアをしていく印象を受けました。普通肌~脂性肌さん向きの美容液です。敏感肌さんや乾燥肌さんは注意して使用の検討を。
成分から解析!Cセラム(ビーグレン)はこんな人におすすめ
- 普通肌~脂性肌
- 毛穴や肌のくすみ、ハリ対策に「即効性」を求める人
- 高濃度のビタミンCを使った美容液をお探しの人
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Cセラム(ビーグレンのトライアルセット)を実際に使った感想
「成分表記を見ているだけでは、ビーグレンの実際の使用感は正確に把握できない」と思い、当サイト管理人が実際にCセラムをお取り寄せして使ってみました。
使用したのは、ビーグレンのトライアルセットです。
b.glen(ビーグレン)というと……
- 薬学博士が開発したサイエンスコスメなので、なんだか肌に良さそう
- でも、海外の薬学博士なのでちょっとビビる(肌に合うか不安)
- ネットでの口コミ評判もよくて、気になる
といった印象でした。
そこで、まずはトライアルセットをお試しして、肌に合うか合わないかを見てみようと思った次第。
- b.glen(ビーグレン)の使用感はどんな感じか?
- 肌トラブルなく使える?
- 毛穴ケアとしての効果はどう?
- 保湿力はどんな感じ?
などなど、使ってみて感じたレビューを遠慮なく超★正直に書いてみます。
私の個人的な感想にはなりますが、これからb.glen(ビーグレン)を使おうかどうしようかお悩み中のかたは参考にしてください。
b.glen(ビーグレン)トライアルセット(毛穴ケア用)を実際に使った口コミ【写真レポート】
というわけで!
お取り寄せしてみました、b.glen(ビーグレン)のトライアルセット。
注文した翌々日に届きました。早いッ!
配達は佐川急便さんでした。いつも配送ありがとうございます!(^^)!
b.glen(ビーグレン)のトライアルセットはいくつか種類がありましたが、今回は「毛穴ケア向け」のトライアルセットを選択しました。
毛穴ケア向けのトライアルセットの中身は以下の通り。
- クレイウォッシュ(洗顔料)
- QuSomeローション(化粧水)
- Cセラム(美容液)
- QuSomeモイスチャーゲルクリーム(保湿ゲル)
ちなみに、b.glenには毛穴ケア向け以外のトライアルセットだと、保湿ケア向け、たるみケア向け、ニキビ跡ケア向けなどいろいろあります。
こちらは、トライアルセットに同梱されていた納品書の裏面。
ビーグレンは、365日返金保証が用意されており、返品の手順もしっかりと記載されていました。
返金保証制度があるスキンケア用品は多いですが、365日もの返金保証が用意されているメーカーはなかなかないので驚きです。商品への自信の現れって感じで頼もしいです(*'ω'*)イイネ!
では、トライアルセットの中身を順に見ていきます!
まずは化粧水。正式名称「QuSomeローション」
お水のようなテクスチャーの中に、ほんのちょっぴりのトロみを感じます。保湿感あり。
においがなく、ナチュラルな感じ。
浸透力はまぁまぁ。
「即効で肌になじむ!!」というわけではないですが、しばらく待つと落ち着きます。ベタつきなく使えるので、使いやすいです。
化粧水のあとは、美容液の「Cセラム」を乗せていきます。
この美容液「Cセラム」は、ビーグレンのスキンケア用品の中でも人気が高く、公式ホームページの人気ランキングでも1位になっているため期待度MAX!(^^)!
美容液Cセラムは、名前に「C」と付くだけあって、ビタミンCが配合されています。成分名で「アルコルビン酸」と書かれているのが、ビタミンCに当たります。
アスコルビン酸には強い抗酸化作用があるので、毛穴の黒ずみなどに効果が期待できる成分です。
高濃度のビタミンCを使った化粧品は、肌荒れしそうでちょっと不安でしたが、ビーグレンのCセラムは肌がピリつきなしで使えました。
肌に乗せたあと、じんわりと温かみを感じます。温感タイプの美容液なんですね。「熱いっ!」ってほどの温度ではなく、ジワジワ~とあたたまる感じです。
ビタミンCっぽい甘酸っぱいにおいが、ほんのりと香ります。テクスチャーはしっとり系。保湿力高めです。
美容液が浸透したら、仕上げに保湿ゲルクリーム「QuSomeモイスチャーゲルクリーム」を使っていきます!
プルッとした感触のゲルです。
クリームタイプの保湿アイテムと比べると、使い心地は軽め。ビーグレンシリーズは化粧水と美容液だけでもそこそこ保湿されるので、ベタつかずに仕上げたい場合は、ゲルもありですね!
ゲルの伸びも良し。浸透も◎
ビーグレンのトライアルセットには、洗顔料も同梱されています。
正式名称「クレイウォッシュ」
ビーグレンシリーズの中でも、美容液のCセラムに次いで人気のある商品なんだそう。
モンモリロナイトという、粘土の成分が使われた洗顔料なだけあって、色味もどことなく土色です。
とはいえ、香りに泥っぽさはありません。かといって、香料のような香りも付いていない。
テクスチャーは、やわやわです。
「洗顔じゃ洗顔じゃ~!」ということで、気合入れて泡立てネットを用意してみましたが……
あ、あれ? おかしい、泡がまったく立ちません(汗)
……よくよく調べてみたら、ビーグレンのクレイウォッシュは、泡立て不要の洗顔料でした。
泡が立たないので「いま、わたし、洗顔してる!」って感じはありませんが、洗いあがりが「しっとり系」でしたので、洗いすぎによる肌ダメージ対策になりそうです。
「泡立てるの面倒!」って時や、「肌の潤いをキープしたまま洗顔をしたいな」ってときに重宝しそうです!
b.glen(ビーグレン)を本音の本気で口コミレポ【文字多め】
ここから先は、実際にb.glen(ビーグレン)を使ったときに感じた出来事を文字でザザーッと書き連ねていきたいと思います。
写真がなくなり、文字だらけになるので読みづらくなるかもしれませんが、本音の使用感を書き連ねていきますので、お付き合いいただけますとコレ幸い。ではさっそく。
私がb.glen(ビーグレン)を使ってみようと思ったキッカケ
私がb.glen(ビーグレン)を知ったのは、女性雑誌の特集でした。雑誌以外でも、ツイッターやインスタグラムなどでちょくちょくb.glen(ビーグレン)が紹介されているのを見て、ずっと気にはなってはいました。
薬学の博士が開発した「サイエンスコスメ」という点に心が引かれつつも、ほかに使ってみたいスキンケア用品が多々あったので、お試しを先送りにしていました……が、最近寒くなってきたせいか、毛穴の黒ずみがやたらと気になってきたので、毛穴向けのトライアルセットをポッチン購入しました。
雑誌の特集で知ったビーグレン。毛穴の黒ずみケアをしたくて買った。
実際にb.glen(ビーグレン)を使ってみた第一印象は?
実際に、b.glen(ビーグレン)のトライアルセットを使ってみた第一印象は、
「シンプルなスキンケアですなぁ!」
どの製品にも香料の成分が配合されておらず、香りによるアロマ効果は得られません。だが、それがいいッ。
肌にとって余計なものを使わずに、ベーシックなものだけを取り入れていく感じがシンプルで好感触でした。
今回はトライアルセットで、洗顔~化粧水~美容液~保湿ゲルと、ライン使いしましたが、保湿力もあるので寒い季節でも物足りなさを感じなかった点もグーです。
香料とかの余計なものが入ってないのでシンプルに使えた。
b.glen(ビーグレン)の気になる点
b.glen(ビーグレン)の毛穴ケア向けトライアルセットを使った上での、気になる点も書いておきます。
毛穴ケア向けのトライアルセットでは、保湿用のアイテムがゲルクリームになっています。ゲルなので、伸びもいいですし保湿力もそれなりではありますが、やはりクリームタイプの保湿アイテムと比べたときは、肌の潤ってる感が少なく感じます。
ゲルで油分が少ないがゆえにベタつかないという点はグーですが、真冬で、乾燥度MAXシーズンに突入した際には、ほっぺたや口元目元などの乾燥が気になる箇所には、別途クリームを用意するのがいいかもしれません。
ビーグレンのトライアルセットには肌悩み別にいくつか種類が分けられており、保湿ケアを重視したトライアルセットにはクリームもついてくるようなので、それを試してみるのもアリだなと思った次第でございます。
毛穴ケア向けのトライアルセットは、保湿アイテムが「ゲルタイプ」なので、がっつり保湿したい場合は別途アイテムを用意するのが吉。
b.glen(ビーグレン)の良かった点
b.glen(ビーグレン)の良かった点は、肌トラブルなくシンプルに使えた点です。
特に心配だった「Cセラム美容液」も問題なく使えて一安心。ビーグレンの美容液にはビタミンCが配合されているため肌刺激が不安でしたが、肌にかゆみが出ず。最後まで使い切れました。
肌のキメも整ったので好感触です。
ピリピリした刺激は出なかった。
b.glen(ビーグレン)の「毛穴」に対する効果はどう?
b.glen(ビーグレン)のトライアルセットをだいたい7日間使ってみました――が、毛穴黒ずみに対するガッツリとした効果は正直よくわかりませんでした(;'∀')
まぁ、使用期間が短かったので仕方ないですが「毛穴黒ずみがひとつ残らずなくなった!」というのは、さすがに無かったです。
ただ、毛穴が広がるなど、悪化はしなかったし、肌がつるつるになったので、使い続けるうちに毛穴への効果にも期待できるのではないかと踏んでいます。
毛穴に対する即効性はないが、肌全体はつるつるになった。
b.glen(ビーグレン)毛穴ケアトライアルセットの特徴を3行で説明
- シンプルな使い心地
- 毛穴への即効性はない
- 肌がつるつるした
……以上、3行。
個人的には、クレイ洗顔料がいちばん気に入りました。
【総評】b.glen(ビーグレン)ってこんな感じ!
b.glen(ビーグレン)の毛穴ケア向けトライアルセットは7日分の容量。1週間程度では、さすがに毛穴への劇的な効果・変化は感じませんでした。
が、しかし、お肌がツルッとする&肌トラブルなく使えたので、普段使い用のスキンケアとしては優秀だなと実感しました。
b.glen(ビーグレン)は海外の薬学博士が開発しているので、自分の肌に合うかどうかがかなり不安でしたが、肌トラブルは起きずに使えて良かったです。――ってか、海外のお化粧品って肌に合うかどうか心配じゃないですかっ! ……でも、肌荒れしなかったし、むしろ肌の調子が整ったので、めでたし、めでたし(*´▽`*)
あと全体的にシンプルに作られている印象を受けました。
容器の見た目もかなりシンプルなデザインですが、香料などの華やかさを演出する成分が控えられているので、よかったです。
シンプルで使いやすかった。肌の調子が整ったのが◎ 毛穴への効果は継続使用が必要。
b.glen(ビーグレン)の総評!口コミまとめ
トライアルセット(7日分) 使用後の感想 |
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使用感 | どのアイテムもベタつかない 浸透力はそこそこ シンプルに使える |
保湿力 | ゲルタイプのためか、保湿力はそれなりな印象 化粧水や美容液の保湿力がかなり高め 物足りなさはほとんど感じず |
効果 | 肌が整った 肌がつるっとした 毛穴への効果は7日の使用では分からず |
刺激 | 肌トラブルなし |
香り | 香りはなし ほぼ無臭 |
容器 | シンプルで悪目立ちしない点がグー。 |
「b.glen(ビーグレン)」概要
商品名 | b.glen(ビーグレン)毛穴ケア トライアルセット |
商品画像 | |
製造販売元 | ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社 |
ブランド | b.glen(ビーグレン) |
カテゴリ | トライアルセット |
特徴 | 毛穴ケア向け |
b.glen(ビーグレン)の販売会社
日本本社 | ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社 |
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会社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋2-14-1 NBFコモディオ汐留5F |
TEL | 03-5472-1818 |
FAX | 03-5472-1853 |
info@bglen.net | |
代表 | 児玉 朗 |
米国本社 | Beverly Glen Laboratories, Inc. |
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