中華料理は、フランス料理や和食と比べると、食事のマナーが厳しくなく、気軽に食べることができるのが嬉しい点ですね。
最近では、結婚式の披露宴などで中華料理を振舞われることも増えてきました。
中華料理といえば、独特なのがターンテーブル。
机の真ん中にドーンとある、あの丸くてくるくる回る台です。
お友達同士で、ワイワイとテーブルを回しながら料理を取り分けていくのは楽しいもの。
しかし!
実は、ターンテーブルには回す方向などの「正式なルール」があるのをご存知でしょうか?
今回の記事では、中華料理の食事マナーについての雑学知識を解説していきたいと思います。エビチリを食べながら読もう。
意外と知らない、中華料理のマナーとは?
以下、知っておくと「おっ!」と思われる、中華料理を振舞われたときのマナーです。
中華料理のターンテーブルは時計回りに回すべし!
中国では、左側が上位とされています。
お料理の取り分けも、上座の方から先に取ってもらうようにします。
上座から料理を取ってもらうためには、テーブルを右(時計回り)に回します。
ただ、テーブルが一回りしたあとに、残っている料理を取りたい場合は、同席のかたに声をかけてから反時計回りに回しても問題ありません。
注意点としては、誰かが取り分けているときにターンテーブルを動かすのはご法度。
また、ターンテーブルに置いていいのは、皆で共有して使うもののみが良しとされています。
たとえば、大皿料理やお茶の急須、調味料などです。
自分の取り皿や、ビール瓶などの倒れやすいものは置かないように注意!
全員のお皿に料理がいきわたったら、食べ始めます。
ナフキンは、主賓の挨拶が終わってからひざの上にセットする
迷い勝ちな、ナフキンを広げるタイミング。
席についてすぐにピラリと広げるのはNGです。
ナフキンは、主賓や主催者のかたの挨拶が終わってから、ひざにセットしましょう。
取り皿は1品につき1枚使う
中華料理では、料理1品につき、取り皿を1枚使います。
また、料理を食べるとき、皿は持ち上げずに机に置いたまま、レンゲやお箸を動かして食べるようにしましょう。
和食の場合は、お茶碗を持って食べるのが主流ですが、中華の場合は皿を持ち上げません。
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以上、
中華料理を華麗に食べるためのマナーの解説でした!
「マナー」というと、気難しく感じてしまいますが、基本的には
食事をしながら会話を楽しむ
ことができれば大丈夫です。
同席のかたと楽しくお食事ができるようにするためのマナーなので、あまり堅苦しく考えずに中華料理を楽しんでくださいね。