オールインワン化粧品「トリニティーラインジェルクリームプレミアム」の全成分を解析し、安全性や危険性、製品の特徴や肌への効果をリサーチしました。
大正製薬グループさんが開発した「セラミドたっぷりのオールインワンジェル」ということで、アットコスメなどの口コミサイトでも人気の高く、トリニティーラインの効果に注目している人も多いのではないでしょうか。
トリニティーラインジェルクリームプレミアムの成分内容や肌への効果が気になるかたは当記事を参考にしてみてください。
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トリニティーラインジェルクリームプレミアムの全成分を解析!【安全?危険?】
成分名 | 効果 | 安全性 |
シラカンバ樹液 | 保湿、ターンオーバー正常化 | ◎ |
BG | 保湿、抗菌、殺菌 | ◎ |
グリセリン | 保湿、肌荒れ抑制 | ◎ |
スクワラン | 保湿、バリア機能向上 | ◎ |
水添レシチン | 保湿 | 〇 |
メチルグルセス-10 | 保湿 | ◎ |
DPG | 保湿 | 〇 |
ベタイン | 保湿 | ◎ |
セラミド2 | 保湿 | ◎ |
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) | 保湿 | ◎ |
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) | 保湿 | ◎ |
ジメチコン | 保湿、使用感向上 | 〇 |
ヒドロキシプロリン | 保湿 | ◎ |
アセチルヒドロキシプロリン | 保湿、経皮吸収性up | ◎ |
ジパルミトイルヒドロキシプロリン | コラーゲンの働きを助ける、保水、肌の柔軟化 | ◎ |
ツボクサエキス | 抗酸化、血行促進、代謝促進 | ◎ |
加水分解コラーゲン | 保湿、肌の柔軟化 | 〇 |
アセチルヒアルロン酸Na | 保湿 | ◎ |
加水分解ヒアルロン酸 | 保湿 | ◎ |
ヒアルロン酸ジメチルシラノール | 保湿 | ◎ |
ヒアルロン酸Na | 保湿 | ◎ |
グリチルリチン酸2K | 抗炎 | ◎ |
マルチトール | 保湿 | ◎ |
ダイズステロール | 保湿、乳化 | ◎ |
PEG-32 | 結合剤 | △ |
イソステアリン酸 | 結合剤 | △ |
バチルアルコール | 保湿、増粘剤 | ◎ |
イソステアリルアルコール | 増粘剤、使用感向上 | 〇 |
ポリクオタニウム-61 | 保湿 | ◎ |
PVP | 乳化の安定、増粘 | ◎ |
セリン | 保湿、代謝促進 | ◎ |
グリシン | 保湿、血行促進、抗菌、酸化防止 | ◎ |
アラニン | 保湿 | ◎ |
シトルリン | 保湿 | ◎ |
トレオニン | 保湿、肌機能活性 | ◎ |
ヒスチジン | 保湿 | ◎ |
アスパラギン酸 | 代謝促進、保湿 | ◎ |
バリン | 保湿 | ◎ |
アルギニン | 保湿 | ◎ |
イソロイシン | 保湿、代謝促進、肌の柔軟化 | ◎ |
リシンHCl | 保湿 | ◎ |
ロイシン | 保湿 | ◎ |
グルタミン酸 | 保湿 | ◎ |
プロリン | 保湿 | ◎ |
カンゾウ根エキス | 美白、消炎 | ◎ |
オトギリソウエキス | 保湿、収れん、抗炎、抗菌 | ◎ |
クチナシエキス | 消炎、美白 | ◎ |
ゼニアオイ花エキス | 保湿、抗炎、代謝促進 | ◎ |
水酸化K | ゲル化剤、ph調整剤 | △ |
1,2-ヘキサンジオール | 保湿、抗菌 | ◎ |
ペンチレングリコール | 保湿、抗菌 | △ |
フェノキシエタノール | 防腐 | × |
PEG-60水添ヒマシ油 | 非イオン性界面活性剤 | 〇 |
セスキイソステアリン酸ソルビタン | 非イオン界面活性剤 | 〇 |
HEDTA-3Na | 金属封鎖剤、殺菌、防腐 | ◎ |
ポリメタクリル酸メチル | 使用感の向上 | ◎ |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | 増粘剤 | 〇 |
カルボマー | ゲルの形成、保湿 | △ |
キサンタンガム | 保湿、ゲルの形成 | ◎ |
トリニティーラインの成分総評!
水を加えず、白樺の樹液を使っている点が面白いオールインワンゲル
通常、オールインワンゲルの成分として使われるのは「水」です。
お化粧品の成分表示は、配合量が多い順番に並べて書くというルールがありますが、ほとんどのオールインワンゲルで筆頭に書かれている成分が「水」である事実に対して、トリニティーラインは成分表示のいちばん最初の文字が「シラカンバ樹液」となっています。
シラカンバ樹液というのは、白樺(シラカンバ)という木から摂れる樹液です。最近は、白樺のエキスに注目が集まりはじめたのか、白樺のエキスを使ったスキンケア用品もちらほら見かけるようになってきました。
白樺の樹液には高い保湿効果があると言われています。
余談ですが、白樺の樹液を飲むと疲労回復効果などもあるそうです。私は飲んだことないですが、なにやら大自然のパワーを感じる成分ですね。お化粧品に白樺エキスを使うときは、保湿効果や美容効果へのアプローチとして配合されることが多いです。
トリニティーラインのキャッチコピーには「水を一滴も加えていない」と書かれていますが、主成分に水ではなく、白樺のエキスを使っているという点がとても面白いです。

水を加えず、シラカンバ樹液を使っている点が興味深いです。
トリニティーラインジェルクリームプレミアムの成分の安全性はどう?
トリニティーラインジェルクリームプレミアムの成分をざざっと見ていくと、全体的に低刺激な成分で構成されている印象を受けます、と同時に「保湿力」に寄せて作られているなといったところです。
これは、トリニティーラインの広告でもうたわれていますが、天然型のセラミド(セラミド2)をはじめ、ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸系の保湿成分がみっしりと入っています。
保湿力に重きを置いているため、「オールインワンゲルでもある程度の保湿力が欲しい」というかたに向いている反面、保湿力を重視しているがゆえに、人によってはべたつきを感じる可能性もあるので、どちらかというと乾燥肌さん~普通肌さんにおすすめです。

トリニティーラインの成分は安全性高め、低刺激な印象。
成分総数が多く、植物エキスも含まれるためアレルギーが不安な場合はパッチテストを
トリニティーラインの成分の総数は、全部で59個。オールインワンゲルの中では「成分の総数」もかなり多いです。
成分は、総数が多ければ多いほど良い――というわけではなく、肌質によっては「合わない成分に当たる可能性」も増えてしまいます。
特に、植物のエキスでアレルギーを起こす体質の場合は注意が必要です。お化粧品に含まれる植物エキスは、全体の割合からするとほんの少しにはなりますが、せっかく綺麗になるために使った化粧品でお肌が荒れてしまってはいけませんので、肌質に合うかどうか不安な場合はパッチテストを行ってから使用するといいでしょう。

植物エキス等でアレルギーを起こしやすい人はパッチテスト推奨です。
成分から解析!トリニティーラインジェルクリームプレミアムはこんな人におすすめ♪
・乾燥肌~普通肌の人
・ヒト型セラミドを使ったオールインワンゲルを使いたい人
・「シラカンバ樹液?なにそれ、おもしろそう!」という人